引越し高速

高速禁止令

高速道路
ウチの会社のように安さを売りにする引越し業者は繁忙期を除けばそんなに利益はあがらないと思いますが、何やら最近会社の経営が思わしくないようです。

 

言われてみれば「明日休んでくれる?」と会社から指示される常勤のアルバイトが最近多いかもしれないと感じていました。

 

現状を打破せねばという会社の意気込みはわかりますが、現場を知らずに机上の空論を唱える上司はどの業種にもいるんですよね・・・。

 

画期的な経費削減案はなんと・・・

 

引越し作業員

 

現場の経験がほぼないまま営業所の副所長に就任した、ウチの会社の専務の息子が考えたという画期的な経費削減案。それはなんと・・・

 

高速禁止令!

 

首都高はもちろん、地方に多いバイパス、挙句の果てには地方便での高速道路使用も、有料道路と名の付くものの使用は一切禁止というもの。

 

交通量の少ない地方に会社があるならわかりますが、ウチの会社があるのは横浜のど真ん中です。関東近県の現場に向かうにはどこかしらの高速道路を使わないとお話になりません。

 

結果はクレームの嵐に

 

困惑

 

最初の1週間ほどはみんな馬鹿正直にひたすら下道を使っていましたが、朝9時開始の現場には毎朝遅刻、繁忙期でもないのに会社に帰ってくるのは夜中と散々な結果となりました。何よりお客さんからのクレームがとんでもない数になりました。

 

当然会社にも「9時を過ぎてもお宅の会社が来ない。」的なクレームが入りまくって、事務所は対応に追われていたと思いますが、朝一番の挨拶がお客さんの怒号で始まる現場の引越し作業員にはもっとつらいものがあります。

 

現場の人間は時間が読めないのを一番嫌うものです。結局は現場の人間が自腹を切って高速を使うということになります。もちろん会社から支払いは受けられませんが、下道を使って何時に着くかまったく時間が読めないよりはマシです。

 

高速禁止令は廃止に

 

笑顔

 

ただ、どんなにお客さんに文句を言われても、引越し作業が遅れても、自腹を切って高速を使って早くに会社に帰ってくるほかのグループに冷ややかな目で見られても、この高速禁止令を貫き通してくれた猛者たちがいたおかげで、「これは合理的ではない。」と、高速禁止令は1ヶ月を待たずに廃止されました。

 

もしも、現場の人間が自腹を切って高速を使うという風潮が当たり前の会社になっていたらと思うと、その猛者たちには感謝することしきりです。そんな会社には人が残らないでしょうから、自分も転職なり他の引越し業者へ行くなりの結末になっていたと思います。

 

高速禁止令が発動された間も見積書にはしっかり高速料金が乗っかっていただけに、お客さんとの大きなトラブルに発展することがなかったのが何よりです。上に立つ人間にはもっと現場を知ってもらわないと困りますね。

 

この記事は当サイト管理人が引越し作業員として経験したさまざまな事柄を、個人的な主観、視点、思考に基づいて書いたものです。

 

記事に含まれる内容の再現性、可能性や、特定の引越し業者の推薦、批判をするものではありません。

 

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