赤帽、軽貨物業者での引越しを考えているなら、このページはきっとお役に立つはずです!
宅配など小口配送のイメージが強い赤帽ですが、引越し会社オリコンランキングで6年連続1位を獲得するほどコストパフォーマンスに優れています。
1万円台前半からという圧倒的な費用の安さがユーザーの支持を得ているようです。
しかし最大積載量350kgの軽トラックでは多くの荷物が積めないといったことや、赤帽は基本的に運転手兼作業員1名でやってくるため荷主の手伝いが不可欠といったデメリットもあります。
このページでは赤帽、軽貨物業者の引越しについて考えてみます。
赤帽のしくみ
赤帽の正式名称は全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(長い!)といって、軽貨物運送業者のフランチャイズビジネスを展開している団体です。
赤帽車両1台1台が独立した運送会社、個人事業主という形を取っています。
組合から紹介された仕事については斡旋手数料が取られますが、自分で開拓した仕事についてはすべて自分の売り上げになるため、個人の赤帽HPが多いのはそのためです。
「赤帽ひと筋30年!」といった方は珍しく、「第2の人生を赤帽で」といった方がほとんどです。
そういった豊富な人生経験も、きっと引っ越し作業やユーザーとのコミュニケーションに生かされているんじゃないかと個人的には思います。
車両サイズと積める荷物の量
赤帽車両には3種類あり、宅配など小口配送向きのバンとパネルバン、大きな荷物も運べる幌のついたトラックがあります。
引越しで主に使われるのが下の写真のような幌のついたトラックです。
荷台のサイズ
- 長さ:2m弱
- 幅:約1.4m
- 高さ:約1.3m
積める荷物の量
引越しでは荷物の量を表すのに、よく立米(りゅうべい)という単位を使用します。
立法メートルの日本読みで、縦1m×横1m×高さ1m=1m3を引越し業界では1立米と言います。
赤帽トラックの荷台の大きさは約3.5立米。
イメージしやすく換算すると、縦1.5m×横1.5m×高さ1.5mという大きさです。
部屋の中でメジャーなど広げてみるとわかりますが、結構な大きさではないでしょうか。
2ドア冷蔵庫など高さのあるものを立てて積むことはできませんが、寝かせて積むことはできます。
荷台の後ろから多少はみ出すようなベッドやソファーなど、長さのある家具類も幌をかけて運べるのが赤帽トラックの強みです。
1ドア冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、シングルベッド、布団など一人暮らしの家財一式を積み込むとすると、残りのスペースに積めるダンボールは中サイズ15個程度でしょうか。
赤帽以外の軽貨物業者
軽貨物業者は赤帽以外にもいくつかの団体や、会社としてドライバーを募集しているところなどがあります。
また個人で営業ナンバーを取得して、すべてを自分ひとりで行っている軽貨物業者もたくさんあります。
個人経営の軽貨物業者は赤帽と違い車両も自由に選択できるため、引越し用に作られた特装車なども見かけることがあります。
赤帽、軽貨物業者のメリットデメリット
小さな引越しの価格面では、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮する赤帽、軽貨物業者の引越し。
利用者にとっては、個人経営ならではのメリットや小さな車両がゆえのデメリットもあります。
引越し当日、「軽トラックじゃ積めなかった・・・。」なんてことにならないよう、自分の引越しに適しているかを業者と一緒に確認することが大切です。
赤帽、軽貨物業者のメリット
費用が安い
1台に積みきれる荷物、近距離ならコストパフォーマンスは最高。赤帽は1万円台前半~、軽貨物業者の中には1万円を切るところも。
臨機応変
引越し繁忙期(3~4月)だからといって費用が高くなるようなことはない。時間に融通が利くなど、個人経営ならではのメリットも。
交通費の節約にも
引越し先まで荷主の同乗可としている業者もあり、学生の帰省時など交通費の節約になるケースも。
赤帽、軽貨物業者のデメリット
荷物が多い引越しには不向き
1台で往復できる距離ならピストン輸送もありだが、2台必要なケースでは割高になってしまうことも。
慣れていないドライバーも
普段は配送の仕事がメインのドライバーが多いため、引越し慣れしていないドライバーにあたることも。
手伝いが必要なことも
冷蔵庫やタンスなどひとりで持てない大型家具などは、運搬の手伝いが必要なことも。荷運び全般の手伝い必須としている業者も。
まとめ
赤帽、軽貨物業者での引越しはなんといっても費用の安さが魅力です。荷物の少ない一人暮らしの小さな引越しなどでは1万円を切る業者もあるほどです。
反面、荷物の多い家族の引越しや一人で持てない冷蔵庫や大型家具などがある引越しには向いておらず、利用者の手伝いが必要になることもあります。
しかし、レンタカーを借りて自分で引越しをするよりは、はるかにコストパフォーマンスは高いと言えます。
赤帽、軽貨物業者は軽トラック1台に収まりそうな荷物であれば、積極的に利用を検討してみる価値があります。
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