訪問見積もりに3~4社の引越し業者を同時に呼んだら、競売にかけられる家のように他人が家の中を歩き回ることになります。
また複数社の営業マンが同席する状態での引越し見積もりというのは、私の営業マンとしての経験上ありえないことです。
だからといって、訪問見積もりを1日1社ずつ行うというのは毎日家にお客さんがやってくるようなもので、せわしない日々を過ごすことになります。
1社30分~1時間程度かかる訪問見積もりをスムーズに終えるためには、1日または2日に分けて行うのがおすすめです。
このとき気をつけなければいけないのが営業マンを呼ぶタイミングで、それぞれの引越し業者がやってくる時間が被らないよう1時間はずらすようにしましょう。
同じ日に複数の引越し業者を呼ぶと、訪問見積もりを効率よく終わらせることができるだけでなく、しつこい営業マンに潔く帰ってもらう口実にもなるんです。
営業マンの中にはなんとしても契約を取ろうと、見積もりが終わってもなかなか帰ってくれない人もいます。そのようなときに「次の見積もりがありますので。」とお客さんに言われてしまうと、営業マンとしては引き上げざるを得なくなるものです。
また、ちょうど各社の営業マンが玄関ですれ違うようなタイミングだと、お客さんが特に何も言わなくても他社との相見積もりであることを営業マンに印象付けることができます。
引越しの見積もりで営業マンに他社との相見積もりであることを印象付けるのは、値下げ交渉を有利に進めるもっとも簡単な方法です。
私の営業マンとしての経験上、訪問見積もりに呼ぶ引越し業者は3~4社というお客さんが最多です。
引越しの訪問見積もりは1社1社個別に行うものです。複数の引越し業者を同時に呼んでも、その場で値下げ合戦が始まることはありません。
営業マンはあなたの家にだけ訪問見積もりにやってくるわけではありません。同じ日に複数社の営業マンは呼ぶ際には、待たせることのないよう1時間程度は約束の時間をずらしましょう。
複数社の見積もりを比較することは大事ですが、費用の安さだけにとらわれず営業マンと真剣に向き合うことが、最終的に安値を引き出すことにつながります。
電話番号入力なしでOK!
▼
以上、『引越しの訪問見積もりで営業マンを同時に呼ぶのはあり?なし?』を最後までお読みいただきありがとうございました。
このページが役に立ったらシェアしていただけると嬉しいです!