引越しの準備を機に不用品が部屋のあちこちから出てくるなんていうのは私だけではないと思いますが、不用品も処分のしかたによっては大きなメリットが生まれるんですよ。
たとえば仕事でプリンターを使っている人なら、突然のインク切れは困っちゃいますよね。
なので、予備のインクをあらかじめ用意しておく人は多いんじゃないかと思いますが、プリンターってある日突然壊れるんです。
すると当然ストックしておいた予備のインクは無駄になってしまうわけですが、純正品なら1個1,000円程度はするものを捨てるわけにもいかず、机の引き出しにしまいっぱなしなんてことにもなりますよね。
特に推奨使用期限が長く残っていたりすると、すぐに捨てようとは思いませんよね。
プリンターのインクはプラスチックごみとして捨てることもできますし、ホームセンターやスーパーにある回収ボックスを利用して捨てることもできます。
またリサイクルショップなどに持ち込むと買い取ってくれますが、買取価格は二束三文といったところです。
でも、特定の色のインクのみ欲しいとか、推奨使用期限を気にしないという人も多いんですよ。
数年の時を超えて引越しの準備で出てきた、使うあてのないEPSONプリンターの純正インク『IC6CL50』が、フリマサイトで2,200円で売れました。
荷物を減らせば引越し費用は安くなる
突然ですが、引越し費用ってどのようなしくみで決まるか知っていますか?
時期や日程、時間や作業環境なども関係しますが、基本的に引越し費用は運ぶ荷物の量と輸送距離で決まるんです。
つまり、引越し業者が運ぶ荷物の量を減らすことができれば、費用は安くなるということなんです。
そう、費用を抑えるには安い引越し業者を探すのもひとつの方法ですが、運ぶ荷物を減らすというのが一番簡単な方法なんです。
運ぶ荷物を減らすといっても必要なものを捨てるということではありません。
もっとシンプルな方法があります。
身の回りにありませんか?要らないもの。
引越し業者が運ぶ荷物を減らす一番簡単な方法は、不用品を処分することです。
この先使うかどうかもわからないものも、引越し屋さんが運ぶとお金はかかるんです。
要らないものを移動するのにお金を払うなんて、馬鹿らしいとは思いませんか?
不用品は今すぐ処分しなくても困るようなことはありませんが、引越しするときもそうですが、持っていると管理にお金がかかるんです。
何より場所を取りますよね。
引越しというのは不用品を処分する格好のタイミングと言えるんじゃないでしょうか。
荷物を減らすとどれぐらい引越し費用が変わるのか、このサイトにも計算できるツールがありますので、ぜひ使ってみてください。
引越し費用の概算見積もりが自分でできる!だいたいの引越料金計算機
不用品を売るならヤフオク、メルカリ、ラクマどこがいい?
不用品を処分するなら捨てるんじゃなく、オークションやフリーマーケットを利用するという手もあります。
私はYahoo!プレミアム会員に登録しているのでヤフオクを利用することが多いのですが、処分するものによってはサイトを選んだほうが売れやすいということもあります。
ヤフオク、メルカリ、ラクマの詳細を見てみましょう。
ヤフオク
ヤフオクはYahoo! IDを持っていれば無料会員でもオークション出品ができますが、落札手数料が有料会員よりも高くなります。
また無料会員は同時に出品できる個数が1個までといった機能制限もあり、多くの不用品を処分したいと考えるならプレミアム会員を検討すべきでしょう。
プレミアム会員費用半年間無料キャンペーンなどを待って登録するのがおすすめですよ。
ヤフオクは1件の取引ごとに売上金が指定口座へ入金されるという、メルカリやラクマにはない大きなメリットがあります。
メルカリ
メルカリはとにかく色々なものが売れやすいのが特徴です。
ちゃちゃっと売りたい、買いたいというならメルカリが向いています。
販売手数料が10%、売上金の銀行口座への振込にも対応していますが、振込申請が必要であったり売上金に有効期限があったりします。
また少額の振込に対しては手数料が取られます。
ラクマ
女性ユーザーの利用が多いフリマサイトで、販売手数料が3.5%とヤフオクやメルカリよりもかなりお得な設定になっています。
ただ、利用ユーザー数に関してはヤフオクやメルカリよりも少なく、出品するものによってはなかなか売れづらかったりします。
メルカリと同じく売上金に振込申請期限があり、少額の振込に対しては手数料が取られます。
EPSONインクIC6CL50の買取相場を調べてみる
今回引越しの準備をしていて仕事場の引き出しから出てきたのが、以前に壊れて捨ててしまったEPSONプリンターの純正インク『IC6CL50』。
インクの規格を統一してくれればいいものを、新しい機種が出るたびインクの種類も増えて、換えインクで稼ごうというメーカーの悪意を感じますよね。
私のように安売りの時にまとめ買いなどしてしまうと、いざプリンターが壊れた時に大量のストックが残ることになります。
今は壊れたプリンターを修理に出すより、新しいプリンターを買ったほうが安い時代ですからね。
ちなみに、純正インク『IC6CL50 6色セット』の新品価格は、ネットで調べると結構なお値段となっています。
以前キヤノンのプリンターが壊れた時も未使用の純正インクが残り、リサイクルショップに持ち込んだことがあります。
しかし、その時の買取価格がわずか50円だったことに衝撃を受け、わざわざ店に持って行くだけ馬鹿らしいと感じたことがあります。
店に行く往復のガソリン代のほうがかかっていたと思います。
当時はメルカリやラクマのようなフリマサイトがなく、ヤフオクも出品が有料だったので街中にも不用品買取ショップが多くありました。
今回は手数料がもっとも安いラクマで、『IC6CL50』を売ってみることにしました。
ラクマでの『IC6CL50』買取相場価格を調べてみると、全色揃った6色セットの純正品は2,000~4,000円あたりでしょうか。
しかし、私が出品するのはブラックとイエローが欠品していて、同じ色が2つあるという5個の組み合わせ。
1個1個バラで売ることも考えたのですが、手間を考えると一度にまとめて処分したほうが楽です。
おそらく最安値であろう2,000円に送料分200円を乗せて、2,200円で出品してみることにしました。
IC6CL50の5個セットは2,200円で売却
出品する段階で推奨使用期限が約2年残っているので、その色が必要という人にはお買い得なんじゃないかと思います。
バラで個別に買えば1,000円弱しますからね。
また個人間売買のフリマサイトの魅力は、なんといっても消費税がかからないこと。
消費税がかからないメリットは、金額が大きくなるほど感じますよね。
この『IC6CL50の5個セット』は出品してからほどなくして購入していただくことができました。
しかし、外箱に入れた状態ではゆうパケットサイズで送れないため、クッション封筒を利用することにしました。
クッション封筒はアマゾンなどの通販で送られてきたものを、下の写真のように丁寧に開封すればオークションやフリマで再利用ができますよ。
インクの推奨使用期限が外箱に印字されているため、プリンターインクの出品では外箱の同封を希望する購入者も多いようです。
今回購入していただいた方からはそのような指示はありませんでしたが、証拠として外箱も折りたたんで同封することにしました。
今回はゆうパケットサイズの『かんたんラクマパック』を利用しましたが、商品を梱包して郵便局でスマホのQRコードを見せるだけでした。
ラベルも自動で発行され、発送通知さえも自動で行われるなんて、ほんとに便利ですよね。
不用品の処分ができる買取、回収業者
プリンターインクなどPCや周辺機器の買取、回収を行う業者は多く、リネットジャパンのようなネットから宅配サービスを利用してまとめて引き取りをしてくれるところもあります。
PCや周辺機器だけでなく洋服、時計、パソコン、本、CD、DVD、ゲーム、ブランドものなど不用品の定番をお金に換えることができて、さらに誰かの役に立ちそうなサイトをいくつかご紹介します。
サイトによって得意な買取分野があるので、不用品の種類に合わせて買取サイトを選ぶのが不用品処分のポイントです。
まとめ
引越し費用は業者が運ぶ荷物の量と輸送距離で決まるため、費用を抑えるコツは業者が運ぶ荷物の量を減らすこと。
荷物の量を減らす一番簡単な方法は不用品を処分することなんです。
今回はずいぶん前に壊れたプリンターのインクをラクマで売ったら、2,000円以上の現金になりました。
不用品の処分は引越し費用の節約になるうえ、現金収入も入る一石二鳥の方法です。
複数業者の見積もりを比較して、安い引越し業者を探すことも忘れずに。
電話番号入力なしでOK!
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以上、『引越しの不用品処分|ラクマでのプリンターインク新品の買取相場は?』を最後までお読みいただきありがとうございました。
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