引越し夜逃げ

訳あり引越し夜逃げ編

 

秘密の引越し

 

すっかり日が落ちるのが早くなったと感じる秋口の夕方、もうひとりの相方と予定通り午前便、午後便をやっつけて、次の現場があるか会社に連絡を入れてみます。

 

すると、時間的に予定していた車両が間に合いそうにない、20時スタートの現場に向かってほしいということでした。

 

携行している当日の引越し予定全リストを見てみると、看板車不可到着前に電話と書いてあります。いやな予感がしますが、もう一度会社に確認してみると、引越しだとわからないように作業してほしいという訳あり引越しのようです。

 

今日乗っているのはド派手な看板車

 

ド派手な看板車

 

何か事情がある引越しなのはわかりましたが、今日乗っている車両はウチの会社の看板車中の看板車。4種類あるバージョンの中でも一番派手な塗装の車両で、誰が見ても引越し屋だとすぐにわかってしまうと思います。

 

このド派手な車両では行かないほうがいいような気がしますが、とりあえず向かってくれとのこと。時間までにただの銀パネルの車両が来てくれることを祈りながら、とりあえずお客さんに電話を入れてみることにしました。

 

差しさわりのない範囲で事情を聞いてみます。ひとつの敷地内にそれぞれの家がある2世帯住みで、若夫婦の奥さんが引越しの依頼主。旦那さんと別れたいようですが、同じ敷地内に住む旦那さんの父親が反対しているらしく別れられないということでした。

 

夜逃げ屋本舗のような展開に・・・

夜逃げ
旦那さんが仕事から帰る前に、かつ旦那さんの両親夫婦が就寝する20時以降に、必要最低限の荷物を持って家を出るという作戦のようです。さながら夜逃げ屋本舗のような展開になってきました。

 

辺りがすっかり暗いことから、ド派手なカラーリングの引越し車両については大丈夫だろうということになり、我々が近くで待機、奥さんがタイミングを見計らって車両を敷地内に誘導する段取りになりました。

 

ほどなく奥さんから連絡があり、車両の灯火を消して静かに奥さんの住む家に車両をビタ付けします。必要最低限の明かりの中で気配を消しながら作業を開始しましたが、やはり無理があるのでしょう。じきに旦那さんの父親とおぼしき人物が現れました。

 

事態は悲しい結末に・・・

 

悲しい結末

 

特に驚く様子も声を荒げるようなこともなく、このような事態になるのを予測していたのでしょうか、旦那さんの父親とおぼしき人物の表情は悲しげです。奥さんと旦那さんの父親とおぼしき人物の間に会話はまったくありません。

 

荷物といっても鏡台、布団、整理タンスとダンボールが5個ぐらい。「引越し屋さん、荷物持って行かねえでくれよ〜。」という、旦那さんの父親とおぼしき人物の悲しそうな言葉に心が痛むますが、こちらは仕事をするしかありません。

 

積んだ荷物は会社に持ち帰って一時預かりとなっています。この奥さんのその後もですが、旦那さんの父親とおぼしき人物のその後も気にせずにはいられない引越しとなりました。

 

この記事は当サイト管理人が引越し作業員として経験したさまざまな事柄を、個人的な主観、視点、思考に基づいて書いたものです。

 

記事に含まれる内容の再現性、可能性や、特定の引越し業者の推薦、批判をするものではありません。

 

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