台風引越し

台風での引越し

 

台風

 

明日には台風が上陸しようかという、この日の現場はよりにもよって海沿いの横須賀。しかも11階建てマンションの最上階。

 

風雨の影響が心配されますが、作業指示書を見ると大物家具のみ、エレベーター有、2名作業となっています。「なんとかなるか・・・。」と現場に向かうことにしました。

 

海沿いの片側2車線の幹線道路を走っていたときのこと。追い越し車線を走りながらトンネルを抜けた瞬間、左の車線に飛ばされました。

 

左の車線に他の車が並走していたらぶつかっていたかもしれません。トンネルの出口付近に時折見かける「横風注意」の標識の意味を今さらながら痛感しました。

 

現場に近づくにつれ天候は悪くなる一方

 

暴風雨

 

案の定、現場に近づくにつれて風雨も強まってきました。立地がまた海を見下ろす高層マンションという、とても気の進まない作業環境です。

 

現場に到着、早速下見を開始するとトラックとエントランスの間、お客さんの玄関先からエレベーター内も台車が使える悪くない環境。

 

問題はトラックとエントランス間の距離、お客さんの玄関先からエレベーターまでの距離。いずれも50mほどとかなりあります。

 

この下見の段階で自分ともうひとりの作業員もかなりの濡れねずみ状態。家具類の防水にはエアーマット(いわゆるプチプチ)を使うとしても、自分達の雨具など持ち合わせていません。

 

そして一番の障害は11階の風。もはや台風が上陸しているんじゃないかというぐらいの激しい風が吹いています。引越し作業をするには当然玄関を開かなければなりませんが、運の悪いことにこの玄関が風上を向いているのです。

 

作業環境は最悪

 

引越し作業

 

玄関を開けるたびにお客さんの「きゃー。」という声とともに、リビングを風雨が襲い新聞紙やらタオルやらが散乱する状態になります。そんなことを3回ほど繰り返したでしょうか。

 

台風が来ようがどんな悪天候でも、天候を理由に引越し業者から作業の中止や延期をお客さんに申し出ることは基本的にありません。翌日以降の人員の手配や配車が大幅に狂ってしまうからです。

 

会社に連絡しても「やれ。」と言われるのはわかっていますが、この状態では満足のいく作業はできないと判断し、キャンセル料は必要ですがお客さんに引越しの延期を勧めてみることにしました。

 

引越しのキャンセルを勧めてみることに

 

引越し作業員

 

これにはお客さんも納得してくれましたが、ウチの会社の対応はひどいものでした。「引越し料金の半額を集金して来い。」と指示されました。

 

当時は言われたままに集金したのですが、お客さん都合による引越し当日のキャンセルでも、引越し業者は引越し料金の20%以内が請求上限となっていることを後で知りました。

 

この引越しは後日無事に行われ事なきを得たのですが、自分の知識不足から一時的にせよお客さんに不利益を与えてしまったことは恥ずかしい限りです。

 

台風や暴風雨の中での引越し。引越し作業員としてはオススメはできません。今回のような状況であったらキャンセル料を払ってでも中止、ないし延期を考えるのがいいのではないかと思います。

 

今回の引越しで得た教訓は以下の通りです。

 

荷物を持つ手が滑る。足元も滑る。少なからず荷物も濡れる。自分も濡れる。
結果、荷物を落とす。部屋を汚す。怪我をするといったことにつながる。

 

関連ページ ⇒ 引越しのキャンセル
関連ページ ⇒ 引越運送約款

 

この記事は当サイト管理人が引越し作業員として経験したさまざまな事柄を、個人的な主観、視点、思考に基づいて書いたものです。

 

記事に含まれる内容の再現性、可能性や、特定の引越し業者の推薦、批判をするものではありません。

 

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