引越し費用を安くする方法があったら知りたいですよね。いくつかの引越し業者の見積もりを取って比較することが大事とよく言われます。
複数の引越し業者から見積もりを取れば自分の引越し費用の相場がだいたいわかるため、業者の中から一番安い業者を選ぶこともできます。
しかし、引越しの見積もりを取るためには準備も必要で、オプション費用なども含めた引越し費用の総額を比較しなければ意味がありません。
このページでは引越し費用を比較するために必要な準備と3つの見積もり方法、引越し業者から安い見積もりを引き出すポイントについてご紹介します。
引越し費用の比較に必要なもの
安い引越し業者を見つけるためには、いくつかの見積もりを同じ条件で比較する必要があります。
引越し費用の見積もりには『日程』『引越し先』『荷物の量』といった情報が必要で、引越し業者はその情報から必要なトラックのサイズ、必要な人員、輸送距離を計算することになります。
なので、引越しの見積もりを依頼するには『いつ』『どこへ』『何を』運ぶのかを決めておく必要があります。
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引越しの見積もりは1ヶ月程度前から受け付ける業者が多いですが、3~4月の繁忙期の引越しに関しては3ヶ月ほど前から受け付ける業者も多いです。
しかし、引越しをすることは決まっていても正確な日にちがはっきりしない、転居先の部屋番号まではわからないといったことも少なくありません。会社都合の引越しなどではよくあることです。
日程や引越し先が未定でも見積もり依頼ができる唯一の方法が、引越しの 一括見積もりサイト です。
たとえば引越し予定日が『○月上旬』『○月中旬』『○月下旬』といった形でも、引越し業者から概算の見積もり提示を受けることができます。
また転居先の市区町村までがわかれば、複数の業者に一括見積もり依頼ができるサイトがほとんどです。
引越しの見積もりを取るために必要な情報と安い見積もりを引き出すポイントを整理してみましょう。
引越し予定日
引越し業者に見積もりを依頼するとき、決めておかないと先に進まないのが『いつ引越しをしたいのか』です。
たとえば平日と土日祝日の引越し費用は大きく変わりますし、午前と午後のどちらのプランを選ぶかでも2倍程度の差が出ることもあります。
また3~4月にかけて引越しを予定しているのであれば、通常期の3倍程度の費用がかかることも知っておく必要があります。
そもそも『いつ引越しをしたいのか』がはっきりしない利用者に対して引越し業者が見積もりを出すのは難しく、『○月上旬』『○月中旬』『○月下旬』や、『○月の平日』『○月の週末』といった具体的な日程の提示はできるようにしておきましょう。
安い引越しを考えるなら、土日よりも平日、月末よりも月初といった引越しで人気の高い日を避けるのもひとつの方法です。
引越し先
引越し先が遠ければ荷物の輸送距離も長くなるので、当然引越し費用も高くなることになります。
しかし、会社都合の引越しなどでマンション名やアパート名までしかわからない、市区町村までしかわからないといったケースもあるものです。
引越し先の住所詳細がわからなくても、階段の有無、エレベーターの有無など作業に必要なスタッフの数やトラックの横付けが可能かなど、作業環境がわかれば見積もりを提示できる引越し業者は多いです。
また転居先が新築マンションで一斉入居などの場合、引越し作業が通常の条件と異なるため必ず引越し業者に伝えておくべき事項となります。
安い引越しを考えるなら、輸送距離が短く済む現住所か転居先の近くに拠点を置く地域密着型の引越し業者を選ぶのもおすすめです。
運ぶ荷物の量
荷物の量が多ければ多いほど必要な作業員の数も増え、時間がかかることから費用も高くなります。
荷物の量が少ない一人暮らしの引越しなどでは、引越し業者が現地を下見しないで見積もりをすることもありますが、安い見積もりを取ろうと荷物を実際よりも少なく申告するのはNGです。
追加費用を払って運んでもらえるのであればいいですが、運べる容積の決まった単身パックなどでは荷物を運んでもらえない可能性もあります。
安い引越しを考えるなら、とにかく不用品を整理して引越し業者が運ぶ荷物を少なくすることです。
乗用車をお持ちの方なら、家具など大きな荷物を優先して引越し業者に運んでもらい、ダンボールなど小さな荷物は自分で運ぶ『積み切りプラン』の選択もありでしょう。
また、ゆうパックの170サイズなら、引越し業者が使う一番大きなサイズのダンボールと変わらない荷物が送れますし、宅配便なら自宅まで荷物を取りに来てもらうこともできます。
引越しの見積もりを取る3つの方法
引越しの見積もりには『インターネット』『電話』『訪問』の3つがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
インターネットと電話での見積もりは主に引越し費用の概算提示に使われ、その後正確な費用を計算するための訪問見積もりにつなげるのが目的です。
しかし、一人暮らしなど荷物の量が限定される小さな引越しでは、部屋の写真を撮ってメールに添付したり、引越し業者の営業マンが電話で荷物の詳細を確認することで訪問見積もりを行わないケースもあります。
正確な引越し費用を計算するためには営業マンが現地を下見する訪問見積もりが欠かせないのですが、時間と手間がかかるというデメリットがあります。
引越しの3つの見積もり方法について詳しく見ていきましょう。
インターネットを使った見積もり
複数業者の見積もりが手軽に比較できる引越しの 一括見積もりサイト は、現在引越し業者選びの主流となっています。
また引越し業者の多くが自社のサイトに見積もり依頼ができるページを用意しており、煩わしい手間をかけることなく業者から見積もりを取ることができるようになっています。
しかし、ネットの見積もりも万能というわけではなく、引越し業者にとって荷物の量が把握しにくいなど、手軽で便利な一方トラブルに発展するリスクもあるのです。
ネット見積もりのメリット、デメリットについてまとめてみました。
ネット見積もりのメリット
引越し業者のホームページや一括見積もりサイトを利用する一番のメリットは、家にいながら自分の好きなタイミングで見積もりが取れることです。
訪問見積もりのように時間を合わせて営業マンと会ったり、電話見積もりのように誰かと会話をする必要がなく、引越し費用の概算を知りたいという場合に最適な見積もりの方法です。
特に女性の一人暮らしなど、見積もりとはいえ初対面の男性を部屋に入れることに抵抗がある人は多いものです。
『女性スタッフにお願いしたい』など、条件を限定して見積もり依頼ができるのもネット見積もりならではの利点と言えるでしょう。
おおよその荷物の量さえわかっていれば複数の業者から見積もりを取ることができるので、比較すれば自分の引越し費用のだいたいの相場を知ることができます。
自分の引越し費用のおおよその相場を知っていれば、相場よりあきらかに高い見積もりを提示してくる引越し業者をはずすこともできます。
また、ネット見積もりはメールへの返事が早いか丁寧かなど、引越し業者の対応を見極めるひとつの方法でもあります。
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ネット見積もりのデメリット
引越し業者と直接話すことのないネット見積もりでは、業者が決まるまで時間がかかるというデメリットがあります。
電話で引越し業者とやり取りすると、『では見積もりにお伺いします』となるのですが、ネット見積もりではどの業者に来てもらうかを決める必要があるためです。
つまり、こちらから連絡をしない限り引越し業者選びがなかなか進まないということになります。
また営業マンが現地を直接下見する訪問見積もりでは、引越し業者は荷物の量を正確に把握することができますが、自己申告のネット見積もりでは荷物の見落としといったリスクがあります。
引越し業者は見積もり書に記載されている家具や荷物しか基本的に運ばないため、特に家の外にあるもの、自転車や物置にしまってあるものなどは見落としやすく注意が必要です。
引越し当日に荷物を大量に積み残されるというトラブルは、引越し業者が下見をしないネット見積もりのみで契約をした際に少なからず起きている事例です。
また引越し当日、玄関から家具が出せない、入らないといった場合には吊り作業など見積もりに含まれていない作業が必要になることもあり、ネットでの見積もりと実際に支払う引越し料金が大きく変わることもあります。
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引越し当日どんなトラックを使用するか、何台必要か、作業員は何名必要かなど、費用に直接影響する引越しの見積もりは、担当する営業マンの手腕にかかっているともいえます。 しかしながら、あなたの引越しを担当す ...
電話による見積もり
自宅にいながら見積もりが取れるという点ではインターネットの見積もりと同じですが、引越し業者の担当者と直接話す必要があるため、24時間いつでも可能というわけではありません。
引越し業者の営業時間に合わせて電話をかける必要があり、すべて口頭でやり取りするためメモを取りながら話をしなければならないなど煩わしい一面もあります。
しかし、その後の訪問見積もりへとつながりやすいため、引越し業者を決めるまでの時間はネット見積もりに比べて早くなると言えます。
電話による見積もりのメリット、デメリットについてまとめてみました。
電話見積もりのメリット
訪問見積もりと違い引越し業者の営業マンが下見にやってくるわけではないので、家の中が散らかっていても見積もりに影響することはありません。
家の中が散らかっていると脳の錯覚で荷物の量が多く見える場合もあり、実際の荷物の量より多い見積もりを提示されてしまうという可能性もあるのです。
ネット見積もりでは家具や荷物の量が自己申告なのに対して、電話による見積もりでは引越し業者の営業マンがもれなく聞いてくれるため、荷物の量による見積もり間違いが起こることはまずありません。
女性の一人暮らしやご主人が家にいない状態の主婦が、初対面の営業マンを家に上げることに抵抗を感じるケースも多く、プライバシーを重視する方には電話による見積もりは最適な方法です。
また電話による見積もりは、営業マンが下見を行う訪問見積もりへつながりやすいため、そのまま契約に至るケースも多く引越し業者選びにかかる時間が短縮できるというメリットもあります。
電話による見積もりはその場で料金が提示されるため、すぐに引越しをしなければならない事情がある方などにはおすすめの方法です。
私が担当した引越しでは、泥棒に入られてしまった一人暮らしの女性がすぐに引越しをしたいというケースがありました。
電話見積もりのデメリット
訪問見積もりであれば営業マンが行うことをすべて電話で伝えなくてはならないのが、電話見積もりの一番煩わしい部分です。
氏名に始まり電話番号はもちろん、現住所と引越し先の住所、家具や荷物の量、候補を含めた引越し希望日などやりとりにかなりの時間がかかります。
また素人には判断が難しい建物の前面道路の道幅や状況、ダンボール数がいくつになるかなど、おおまかにしか伝えられない事項も多いのも欠点です。
そして荷物の量が多すぎると引越し業者の担当者が判断した場合、電話での見積もりを受け付けないということもあります。
なぜなら、電話で聞いていた荷物の量と実際の量が異なるというのは電話見積もりではよく起こるため、安易に費用の提示ができないと引越し業者が考えるためです。
電話での見積もりだけで契約をする場合、荷物が積みきれないといったトラブルを防ぐため、引越し業者はあらかじめ大きめのトラックを用意することもあります。
使用する車両のサイズが大きくなれば引越し料金も高くなることになり、電話での見積もりでは適正な費用がわかりづらいというデメリットがあります。
私の作業員時代には、アパートの引越しが実は2階建ての一軒家だったなんていう電話見積もりで受けた引越しがありました。
電話だけで引越しに必要な情報をすべて伝えるというのは、普通に考えてとても難しいですよね。
訪問見積もり
引越し業者の営業スタッフが実際に荷物の量や種類を見て、正確な費用を計算するのが訪問見積もりと言われる方法です。
マンションや集合住宅であればエレベーターの有無、トラックが現地に横付けできるかなど引越し費用に影響するものを営業マンが確認します。
運ぶ家具や荷物はすべて営業マンが確認するため、ネット見積もりや電話見積もりありがちな記載漏れや申告漏れによるトラブルを防ぐことができるのもメリットです。
また、わからないことがあればその場で直接営業マンに聞くことができ、料金の値引き交渉もできることから、私の営業マンとしての経験からは訪問見積もりはおすすめです。
しかし、同時に何社もの営業マンに来てもらうわけにはいかないため、いくつかの引越し業者の見積もりを比較するには時間と手間がかかるというデメリットもあります。
訪問見積もりのメリット、デメリットをまとめてみました。
訪問見積もりのメリット
電話やメールで色々とやり取りすることなく、氏名と住所、電話番号、引越し希望日などを伝えれば、すぐに営業マンがやってくるのが訪問見積もりのメリットです。
訪問見積もりをした後は、納得できる料金であれば契約をすることになり、そうでなければ値引きの交渉をしたり他社の見積もりと比較することになります。
訪問見積もりをすると具体的な引越し費用が業者から提示されるため、引越し業者を決めるまでのスピードが一気に加速します。
さらに不用品の処分、エアコンの取り付け取り外しなど引越しに付帯するオプションサービスの提案などが受けられるのも訪問見積もりならではのメリットです。
運ぶ家具や荷物も営業マンがすべてリスト化してくれるため、事前の準備は特に必要ありません。転居先に持って行かない荷物を決めておく程度で大丈夫です。
訪問見積もりをすると、運ぶ荷物の量や作業環境から営業マンが最適なトラックのサイズと必要な作業員を割り出すことができます。
ネット見積もりや電話見積もりのように、積み残しのリスクを避けるためあらかじめ大きめのトラックを用意するなどの無駄がなく、適正な費用での引越しができることになります。
訪問見積もりにかかる時間はだいたい30~1時間程度です。いくつかの引越し業者を同じ日に呼ぶのであれば時間が被らないようにするのがマナーです。
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訪問見積もりのデメリット
引越し業者の営業マンと都合を合わせる必要があるため、日中仕事をしている方などは休日を利用するなど工夫が必要かもしれません。
一括見積もりと違い、訪問見積もりは1社ずつ行う必要があるため、複数業者を呼ぶのであればそれだけ時間がかかることになります。
私の営業マンとしての経験上、訪問見積もりに呼ぶのは3~4社というお客さんが多かったので、訪問見積もりを1日で終わらせるのであれば半日程度は必要ということになります。
また一人暮らしの女性など、男性であることが多い営業マンを部屋に入れることに抵抗がある人には、不安な面があるのも訪問見積もりのデメリットといえます。
そのような場合、訪問見積もりに女性スタッフをリクエストしてみるのもひとつの解決策です。
訪問見積もりでは営業マンが荷物の量を確認するために押し入れやクローゼットの中など、他人にあまり見られたくないものを見られることもあります。
お客さんに断りなく押し入れやクローゼットを開ける営業マンはいないと思いますが、プライバシーが気になるものが置いてある場所はあらかじめ伝えておく必要があります。
また部屋の中が散らかっていると脳の錯覚で物が多く見えてしまうことがあり、実際の荷物の量より多い見積もりを提示されてしまうこともあります。
訪問見積もりの前には整理整頓をしておくことをおすすめします。
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おすすめは引越し一括見積もりサイト
もしも最小限の時間と手間で安い引越し業者を見つけたいのであれば、複数業者の見積もりが一度に取れる一括見積もりサイトは最良のツールです。
一括見積もりサイトは引越し費用を比較する『インターネット』『電話』『訪問』の3つの見積もり方法をスムーズな流れで行うことができるようになっています。
簡単な情報を入力するだけで多くの引越し業者の料金を比較することができ、自分の引越しの相場価格を知ることができます。
一括見積もりサイト経由で引越し業者に提示された金額は、ほかの業者との値引き交渉の材料にすることもでき、引越しをするのであれば一括見積もりサイトを利用しない手はないでしょう。
しかし、引越しの一括見積もりサイトも現在では数も増え、引越し業者を選ぶ前に見積もりサイトを選ばなきゃならないなんてことにもなっています。
このサイトでは引越し業者から大量のメールや電話連絡が来て戸惑ってしまうことのないよう、業者を選んで見積もり依頼ができるおすすめサイトをご紹介しています。
SUUMO引越し
SUUMO引越しをおすすめする一番の理由は、電話番号の入力が不要なことです。メールだけで引越し業者からの見積もり提示もやり取りも完結します。
一括見積もりサイトを利用すると折り返し引越し業者から連絡が入りますが、対応が早い業者だったりすると見積もり依頼から数分後には電話がかかってくるようなこともあります。
また見積もり依頼送信時に、日中は電話対応が難しいため連絡はメールでと付け加えたにもかかわらず、電話で連絡してくる業者も少なからずあります。
電話で引越し業者と話すことが気にならないという方はもちろん、煩わしいやりとりはしたくないという方にもSUUMO引越しはおすすめです。
SUUMO引越しも見積もりフォーム送信画面で見積もりを依頼したい引越し業者が選択できます。業者からの連絡をメールに限定できるという、忙しい方にもおすすめの一括見積もりサイトです。
まとめ
引越し費用を比較する方法は『インターネット』『電話』『訪問』の3つです。一連の流れがスムーズに行える一括見積もりサイトの利用がおすすめです。
引越し業者から安い見積もりを引き出すポイントとしては以下のようなものがあります。
- 土日よりも平日、月末よりも月初を選ぶなど引越しで人気の高い日を避ける。
- 現住所か転居先の近くに拠点を置く地域密着型の引越し業者を選んで輸送距離を抑える。
- 不用品を処分する、小さな荷物を自分で運ぶなど引越し業者が運ぶ荷物を減らす。
引越し業者を選ぶときは1社の見積もりで決めるのではなく、いくつかの業者から見積もりを取って比較するのが損をしない方法です。
電話番号入力なしでOK!
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