引越し費用はおもに運ぶ荷物の量と輸送距離で決まるため、引越し屋さんが一番知りたいのは正確な荷物の量なんです。
利用者にとっても使用するトラックのサイズが変わるだけで、費用が数万円も違ってくることがあるものです。
そのため訪問見積もりは引越しで必須の作業ともいえるのですが、どんな準備が必要で何をするのかがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
特に女性の場合には、デリケートな衣類が入っているクローゼットの中を他人に見られることには抵抗がありますよね。
また、荷物の少ないひとり暮らしの引越しなどでは、訪問見積もりなしで業者を選びたいという方も少なくありません。
このページでは引越し訪問見積もりのポイントと注意点、よくある質問などについてまとめています。
訪問見積もりの流れと所要時間
訪問見積もりにかかる時間は家具や荷物の量、部屋の間取りなどで変わってきますが、およそ30分~1時間程度が目安となります。
訪問見積もりだからといって特に掃除をしたり、汚い部屋を片付けたりする必要はありません。
しかし、ものが散らかっていると荷物の量が把握しづらいため、最低限の整理整頓はしておくべきと言えます。
基本的に訪問見積もりでは『ありのままを見せてください。』という業者が多いです。
訪問見積もりの流れと所要時間は以下のようになっています。
訪問見積もりの流れ
- 挨拶、自社PR(5分程度)
- 荷物のチェック(10分程度)
- 日程、作業内容の確認(10分程度)
- 会社へスケジュールの確認(5分程度)
- 見積もり書の作成(10分程度)
- 引越約款の確認(5分程度)
- 無料ダンボールの受け渡し(終了)
アート、サカイ、日通といった大手引越し業者のホームページにも、訪問見積もりの所要時間についての記載がありますのでご紹介します。
アート引越センター
訪問見積りにはどのくらいの時間がかかりますか?
ご家族さまのお引越でおおよそ30分~40分程度となっています。
出典:アート引越センター
サカイ引越センター
訪問見積もりはどれくらい時間がかかりますか?
荷物の多いご家族様のお引越しでも大体30~40分程度で大丈夫です。お見積もりはすべて無料となっておりますので、ご安心ください。
出典:サカイ引越センター
日通
訪問による見積もりは、どれくらい時間がかかりますか?
お荷物の量などにもよりますが、30分~1時間程度の所要時間が最も多いケースとなっています。
当社が訪問見積もりの際に行う主な内容としては、引越条件やご要望の確認・家財のカウント・金額算出・見積もり内容のご説明等です。基本的には、家財量が多くなるほど所要時間が長くなります。また、引越経験の少ないお客様には、引越しの準備や流れについての疑問点を丁寧にご説明させていただきますので、その分所要時間は長くなってしまいます。出典:日通
引越し業者の訪問見積もり所要時間と流れ|汚い部屋の片付けは必要?
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訪問見積もりのポイント
訪問見積もりをする目的は、安い費用を営業マンから引き出すための交渉材料を集めることです。
つまり、訪問見積もりをしてその場で業者と契約をするのではなく、複数業者の見積もりを取って業者同士に競合してもらうのが目的です。
そのためには、すべての業者に同じ条件で見積もりを出してもらう必要があります。
訪問見積もりに呼ぶのは3~4社
1社の訪問見積もりにだいたい30分~1時間かかることから、1日にすべて行うのであれば5社程度が限度でしょう。
私の営業経験では、大手2~3社と地域密着型業者1~2社との競合になることが多かったと記憶しています。
つまり、多くのお客さんが訪問見積もりに呼ぶのは3~4社前後であったということになります。
大手業者に値引き交渉をするために、比較的料金が安めの地域密着型業者から見積もりを取るというのが、業者選びでは有効な方法です。
業者を訪問見積もりに呼ぶ日を分けてもいいのですが、連日他人を家に招くというのは精神的な負担も大きくなります。
時間を分けて、すべての業者の訪問見積もりを1日で終えてしまえば、その分業者選びも早く終わり、荷造りや準備に集中できるというメリットもあります。
事前に相場を把握しておく
引越し業者が見積もりで最初から、『これ以上の値引きは絶対に無理。』という限界の最安値を提示してくることはありません。
ネットで手軽に引越し業者の見積もりが取れるようになった現在、業者も他社との相見積もりになることをあらかじめ見越した金額の提示をしてくるようになりました。
つまり、業者から最初に提示される見積もりには値下げ余地があるということです。
訪問見積もりで営業スタッフに料金を提示されても、それが高いのか安いのか判断できなければ、みすみす値下げの余地を逃すことになります。
あなたの引越し費用の相場を簡単に知ることができるのが、複数業者への見積もり依頼ができる 一括見積もりサイト です。
訪問見積もりのその場で他社の安い見積もりを提示することができれば、あなたは何もしなくても営業マンは値下げを考えざるを得なくなるのです。
訪問見積もりで引越し業者を呼ぶ前に、まずは 一括見積もりサイト で安い見積もりを引き出す交渉材料を揃えておきましょう。
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荷物はすべて見積もり書に記載してもらうこと
業者が一番嫌がるのは、訪問見積もりの段階で確認できなかった家具や荷物が、引越し当日に増えることです。
たとえば、『ちょっと荷物が増えるぐらいならいいですよ。』と、たいていの営業マンは話すはずです。
しかし、この『ちょっと』の量が引越し屋さんと利用者では、認識に大きなずれがあることは珍しくありません。
また、特に屋外にある自転車や犬小屋などは、営業マンが訪問見積もりで見落としがちな荷物の代表例です。
見積もり書に記載されていない家具や荷物があるときは、『自転車ぐらい大丈夫だろう。』『犬小屋なら積めるだろう。』などと考えずに、見積もり書にすべてを記載してもらうことが大切です。
屋外にある倉庫や物置なども、あなたが申告しない限り営業マンが見落とす可能性が高い場所のひとつです。
引越し当日の作業員は、見積もり書に記載されていない家具や荷物は運ばないと覚えておく必要があります。
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汚い部屋は片付けておく
もので溢れている部屋、散らかっている部屋というのは、訪問見積もりの営業マンに荷物が多いという印象を与えることにつながります。
引越し費用は運ぶ荷物の量に比例して高くなりますから、荷物が多いという印象はマイナス効果となってしまうのです。
たとえば、足の踏み場もないほど散らかった部屋の見積もりをするのであれば、実際に運ぶ荷物の量を把握するのは難しいため、『多めに見積もっておくか。』ということにもなるわけです。
また、普段からものがきちんと整理整頓されている家の場合、荷造りにおいてもしっかりと梱包してくれるはずという印象を営業マンに与えることにもなります。
つまり、業者にとって作業が楽な優良顧客という印象を、訪問見積もりで営業マンに与えることができれば、営業マンが積極的に融通を利かせてくれる可能性も高まります。
訪問見積もりの前に大掃除をする必要はありませんが、お客さんを招いても恥ずかしくない程度の片づけや掃除をしておくことが最低限のマナーともいえます。
運ぶ荷物の量を減らすことは引越し費用の節約につながるので、転居先で使う予定のない不用品の処分も積極的に検討してみましょう。
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訪問見積もりの注意点
荷物の少ない単身の引越しなどでは訪問見積もりを行わないケースも多いのですが、訪問見積もりは業者の実態を知る絶好の機会でもあります。
費用の安さも大切ですが、引越しで一番大事なことはあなたのイメージする作業をしてもらうことです。
担当する営業スタッフの立ち居振る舞い、言葉遣いから、当日やってくる作業員の質も垣間見ることができるはずです。
訪問見積もりを通して、あなたの引越しを真剣に考えてくれる営業マンを見つけましょう。
訪問見積もりの注意点についてまとめてみました。
訪問見積もりは各社1回限り
引越し業者と対面で打ち合わせができるのは、訪問見積もりの1回限りです。
あなたの都合に合わせて、営業マンが何度も値段の交渉に足を運ぶことはありません。
つまり、あなたの引越しを真剣に考えてくれる営業マンであるかどうか、1回の訪問見積もりで見極める必要があるわけです。
話好きのおしゃべりな営業マンもいるでしょうし、強引に契約を取ろうとする威圧的な営業マンもいるはずです。
業者を選んだあとは、その引越しにかかわるすべての窓口が担当した営業マンになります。
あなたの希望する引越しができるかどうかは、良い営業マンに出会えるかどうかにかかっているといってもいいでしょう。
電話やメールではうまく説明できない状況や質問などもあるはずです。
訪問見積もりは、疑問があればその場で解決できる貴重な場でもあるため、営業マンには遠慮せずに質問することをおすすめします。
訪問見積もりと訪問営業の違い
業者の訪問と聞くと、訪問販売や訪問営業をイメージする方も多いのではないでしょうか。
訪問販売では、営業マンを家には上げずに玄関先でやり取りをすることになりますよね。
実際、私の営業経験でも訪問見積もりに伺った際、『なかなか家の中に入れてもらえないなぁ。』と思っていたら、見積もりは玄関先で済むものと思っていたお客さんがいました。
確かに、荷物量の限られたワンルームの引越しなどでは、部屋の大きさから必要なトラックのサイズも割り出せるため、家の中に入らずとも料金の目安は出すことができます。
その方は、玄関から部屋の中を見れば見積もりができるだろうと思っていたようですが、引越しの見積もりでは運ぶ荷物すべてを確認する必要があるため、家に入れてもらう必要があるのです。
運ぶ荷物の量が少なければ、使用するトラックのサイズをひと回り小さくするなど、コストダウンの提案も受けられるのが訪問見積もりのメリットでもあります。
いきなり料金だけを聞かない
あなたが引越し業者を選ぶ際にもっとも重要視するのは、費用の安さでしょうか?
それとも業者の知名度や質でしょうか?
あなたが訪問見積もりで引越し業者をふるいにかけるように、実は業者も顧客をふるいにかけるのはご存知ですか?
たとえば、挨拶もそぞろにいきなり引越し費用を聞かれても、営業マンには即答しようがないのです。
訪問見積もりの流れでご紹介したように、見積もりには順番があり、あなたとのコミュニケーションも見積もり作業の一部なのです。
きちんとコミュニケーションが取れるお客さんというのは、業者としても説明通りの準備や荷造りをしてくれる可能性が高い優良顧客ということになります。
なので、一方的に自分の希望することだけを求めてくるお客さんというのは、自分勝手というイメージを営業マンに与えてしまうことになります。
営業マンにマイナスのイメージを持たれてしまうと、その引越しを受注しようという姿勢が薄れてしまうことになり、値引き交渉などもしづらくなってしまうのです。
適度な距離で営業マンとコミュニケーションを取ることが、訪問見積もりを成功させるコツです。
営業マンとの口約束はしない
私の作業員としての経験上、営業マンの口約束ほどあてにならないものはないと思っています。
たとえば、多くが木ネジで構成されるIKEAの家具などは、一度分解してしまうとネジが利かなくなってしまうことが多いため、分解、組み立てを断る業者は多いです。
現場を知らない営業マンが、通常の家具と同じように『大丈夫ですよ。』とIKEA家具の分解、組み立てを引き受けてしまうことはよくあります。
また、特別な管理が必要な金魚も、『営業の○○さんに大丈夫と言われた。』という感じで運ばざるを得ないことは多くありました。
特殊な梱包が必要な日本人形なども、『そのままで大丈夫と言われた。』となれば、トラックの助手席で作業員が目的地まで抱えるといったことも良くありました。
当日の作業員による部分は大きいですが、荷物リストに記載されていない家具や荷物は運ばないという作業員は多くいます。
また、見積もり書に記載されていない作業についても、本来は行わないものです。
現場の作業員の善意で対応してもらえることもありますが、営業マンとの口約束はしないのが引越しでは鉄則です。
ペットは一時避難させる
訪問見積もりに伺うと『犬は大丈夫ですか?』『猫は大丈夫ですか?』と、聞かれることはよくありました。
犬好き(コーギーが大好き)な私としては動物に抵抗はありませんが、必ずしも営業マンが動物好きとは限らず、ときに訪問見積もりに支障をきたすこともあったりします。
室内でペットを飼っている方は多いと思いますが、営業マンの中には動物が苦手な人もいるものです。
しかし営業という仕事柄、『苦手なんです。』ともいいづらい部分もあり、猫アレルギーの私の元同僚なども、くしゃみをしながら訪問見積もりから帰ってくることなどがありました。
訪問見積もりでは犬や猫にかまれるといった心配よりも、家具や荷物の下見の邪魔になる、まとわりつかれて仕事にならないといった懸念があります。
動物を飼っている人にとってはきちんとしつけができていると思えても、ペットが苦手な人にとっては時に恐怖すら覚えることがあるものです。
訪問見積もりかかる時間は30分~1時間程度なので、この間ワンちゃん、ネコちゃんにはケージに入ってもらうなど一時的に避難させておくことが望ましいと言えます。
訪問見積もりのよくある質問
同時に複数業者を家に呼んでもいいのか、営業マンにお茶を出す必要はあるのかなど、訪問見積もりでよくある質問をまとめてみました。
複数の業者を同時に呼んでもいい?
複数業者の営業マンが一堂に会して同時に引越しの見積もりをする。
考えてみてください。
複数の見知らぬ他人が家具や荷物の下見をするために、家じゅうを歩き回ることになります。
当然ひとりひとりについて回るわけにはいかないので、他人に見られたくないデリケートな衣類が入ったクローゼットの中なども見られてしまう可能性があります。
また、たとえば同時に5人の話を聞くことはできないですよね?
営業マンひとりひとりから話を聞かないことには、値段以外の情報は頭に入らないんじゃないかと思います。
営業マンとしても、他社の営業マンの目の前で自社のPRをすることほどやりづらいことはありません。
私の営業経験からも、同じ日に複数業者の営業マンを呼ぶのはありですが、同時に呼ぶのはおすすめしません。
引越しの訪問見積もりで営業マンがバッティング!同時に呼ぶのはあり?なし?
引越し費用を正確に計算するためには、引越し業者の営業マンを家に呼んで下見をしてもらう訪問見積もりが必要です。 訪問見積もりにかかる時間は1社あたり30分~1時間程度。3~4社前後の引越し業者を見積もり ...
営業マンへのお茶は必要?
営業スタッフの多くは車で訪問見積もりをするため、車中に自分の飲み物を用意しています。
営業マンへの気遣いからお茶やお菓子を用意してくださるお宅も多いのですが、わざわざ用意する必要はありません。
『どうぞ。』とお茶を差し出されると口をつけないわけにもいかないのですが、実は、営業マンの中には緑茶が苦手なんて人もいたりします。
また、営業マンは通常期で1日に4~5件、3月、4月の繁忙期前だと10件程度は訪問見積もりに回ることになるので、行く先々でいただくお茶でおなかの調子を崩すこともあるんです。
特に、夏場にいただく冷え冷えの麦茶などは、1件目2件目あたりまではありがたいのですが、だんだんと喜びが苦痛に変わってくることも少なくありません。
その場で口をつけることもでき、持ち帰ってもらうこともできる常温のペットボトルのお茶などを、『良かったらどうぞ。』という形で出すのもスマートな方法のひとつです。
クローゼットの中は見せなきゃダメ?
営業マンの多くが男性であることから、デリケートな衣類や下着が入ったタンスやクローゼットの中を見られることに抵抗がある女性は多いのではないでしょうか。
しかし、営業マンがあなたに断りなく閉まっているクローゼットの中を見たり、タンスの引き出しを見たりすることはないので安心してください。
引越し費用は運ぶ荷物の量が大きく影響するため、訪問見積もりでは営業スタッフが家具や荷物をすべてチェックすることになります。
業者が知りたいのは、どのサイズのトラックを用意すべきかなので、クローゼットの中を見る必要はないんです。
つまり、クローゼットの中身をダンボールなどに箱詰めした場合の容積を知りたいだけということになります。
なので、何がどれぐらい入っているのかを営業マンに伝えることで、クローゼットの中を見せる必要はなくなります。
訪問見積もりでは押入れなども営業マンが確認することになりますが、あらかじめ見られてもいい押入れの扉は開けておくなどしておくと、お互いに気を遣わずに済みます。
プライバシーが気になるものが収納されている家具や場所については扉を閉めておき、都度営業マンに声をかけてもらうようにするといいでしょう。
女性スタッフの訪問見積もりもできる?
一人暮らしの女性や日中ひとりになる主婦の中には、訪問見積もりとはいえ初対面の男性と二人きりになることに抵抗のある方も多いでしょう。
引越し業者の中には営業スタッフに女性がいるところもありますが、男性営業マンの比率が圧倒的に高くなっています。
そのため、訪問見積もりの依頼に躊躇してしまうかもしれませんが、まずは業者に女性の営業スタッフの手配が可能か聞いてみましょう。
作業員に女性を採用する引越し業者は多いことから、作業員と営業を兼任する業者などでは訪問見積もりに女性スタッフを手配することは難しくありません。
アート引越センターにレディースパックという女性専用プランがあります。こちらは当日の作業をすべて女性スタッフが行うというものです。
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一人暮らしの女性が引越しをしようとしたとき、男性と違って女性には気になる事がたくさんありますよね。 引越し作業とはいえ、知らない男性が部屋に入ってくることに抵抗を持つ一人暮らしの女性は多くいます。 ま ...
訪問見積もり後のキャンセル連絡は?
引越しの 一括見積もりサイト で簡単に複数業者への見積もり依頼ができるようになった現在、多くの方が複数業者の訪問見積もりをしています。
実際に契約を結ぶのは1社なので、残りの引越し業者へは他社に決まった旨の連絡をすることになります。
すでに契約しているかいないかにかかわらず、キャンセルの連絡は見積もりを担当した営業マンが窓口になります。
しかし、中にはなんとか再度契約してもらおうと食い下がる営業マンもいるものです。
そのようなやり取りが煩わしい場合には、直接業者の営業所や支店に連絡をしてもいいでしょう。
もしも荷造り用のダンボールを受け取っていたら、自費で返送するか、最終的に契約した業者に返送を依頼するという方法もあります。
契約後のキャンセルやダンボールの返却については、以下のページで詳しくご紹介しています。
引越しのキャンセル費用っていつから有料?見積もりでもらったダンボールはどうする?
引越し業者と一度は契約はしたものの、より良い条件を提示する引越し業者が新たに見つかることもあるものです。 どうしても外せない用事が入ってしまったり、家族が急に病気になってしまったりと、引越しどころでは ...
夜間や土日の訪問見積もりもできる?
引越し業者は平日よりも土日や祝日のほうが需要があることから、土日や祝日の訪問見積もりにも対応しています。
引越しをする日程としても土日や祝日は人気がありますが、訪問見積もりについても一般に休みであることが多い土日や祝日は混み合います。
夜間の訪問見積もりについては、20時ぐらいまで通常対応しているところもありますが、多くの業者では18時前後までとなっています。
しかし、事前に相談すれば夜間の訪問見積もりに応じてくれる業者は多く、例えばアート引越センターやサカイ引越センターのホームページには以下のような記載があります。
アート引越センター
訪問見積りは、夜間や休日でも来ていただけるのでしょうか?
基本的に午前8時~午後7時までとなっておりますが、お住まいの地域によっては調整させていただくこともございます。
詳しくはお問い合せください。
TEL:0120-0123-33出典:アート引越センター
サカイ引越センター
訪問見積もりに来てもらえる時間は何時までですか?
地域によって若干の誤差はありますが朝8時から夕方18時までになっております。
出典:サカイ引越センター
訪問なしで見積もりできる?
荷物の少ない単身の引越しなどでは、業者が荷物を積みきれないというリスクが少ないため、訪問見積もりなしでも契約できるところは多いです。
大手業者の単身パック、単身プランと呼ばれるものの多くは訪問見積もりを必要としません。
しかし、荷物の多い家族の引越しなどになると、万が一荷物を積みきれなかった場合の責任の所在があいまいになるため、現地の下見を必須とする業者がほとんどです。
一方、近くに営業所がなく訪問見積もりに経費が掛かりすぎるといった場合に、メールもしくは電話見積もりに応じる業者もあります。
ただ、やはり訪問見積もりをしない現場の場合、当日の荷物積み残しといった懸念があるため、大きめの車両を用意するなどの対策を取る業者が多くなります。
大きめの車両を用意するということは、その分費用もかさむことになるため、本来必要なサイズのトラックに収まる荷物の量であれば損をすることになります。
時間がなかったり、訪問見積もりの煩わしさが嫌だという方もいますが、業者にとってもあなたにとっても訪問見積もりは有益な作業となります。
まとめ
引越しの訪問見積もりにかかる時間は、1社あたり30分~1時間程度です。
訪問見積もりに呼ぶ業者は3~4社程度、時間をずらして1日で終わらせると疲れません。
一括見積もりサイトなどで、あらかじめ自分の引越し費用の相場を把握しておくと、営業マンとの交渉が楽になるはずです。
クローゼットの中を必ずしも見せる必要はなく、部屋も片付けておくほうが営業マンへの印象が良くなります。
特に、営業マンとの口約束は引越しでは厳禁だと覚えておきましょう。
あなたの引越しが素敵な思い出になりますように。
以上、『引越し訪問見積もりのポイントと注意点|クローゼットの中も見られる?』を最後までお読みいただきありがとうございました。
電話番号入力なしでOK!
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