引越しをする人が年間で一番少なくなるのは何月か知っていますか?
総務省の統計によると、住所を移す人が一年でもっとも少なくなるのが実は1月なんです。
引越し料金は需要と供給のバランスで決まるとよく言われますが、引越し件数が年間で一番少なくなる1月に引越しをすれば、果たして費用は安くなるんでしょうか。
1月の引越しを考えているのであれば、このページはきっとお役に立つはずです。
このページではサカイ引越センターの引越し費用年間平均と比較しながら、1月の引越しが高いのか安いのか、この時期の引越し注意点についてご紹介します。
1月の引越し費用相場
1月の引越しにどれぐらいの費用がかかるのかは、実際に1月に引越しをした人が業者に支払った金額を知ることができればいいわけです。
業者のホームページなどには料金の目安は記載されていても、正確な金額は見積もりをしてみないとわからないことがほとんどです。
利用者が業者に支払った金額は、一括見積もりサイトのランキングや口コミページなどに公開されていて、月ごとの費用平均などを知ることができます。
今回は見積もりサイト引越し侍のデータから、1月の引越し費用平均をまとめてみました。
単身と家族の引越しタイプ別に、1月の費用相場は以下のようになっています。
引越しタイプ | 1月の費用平均 |
単身 | 44,359円 |
家族(2人) | 61,800円 |
家族(3人) | 73,396円 |
家族(4人) | 67,507円 |
家族(5人) | 92,002円 |
このサイトにも荷物の量や引越しの時期、輸送距離を変えて費用のシュミレーションができる簡易計算機があるので、ぜひ使ってみてください。
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1月の引越しについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
1月は年間で引越し件数が一番少ない
上のグラフは総務省統計局が定期的に公開している、住民基本台帳による月別人口移動者数のデータを加工したものです。
今回は2016年と2017年のものを重ねてみましたが、毎年ほぼ同じ動きをしています。
データを見る限り、1月の人口移動者数は過去2年とも年間でもっとも少なくなっているのがわかります。
つまり、1月に引越しをする人は一年で一番少ないということになるんです。
ポイント
- 1月に引越しをする人は年間でもっとも少なくなる。
引越し件数が少ないということは限られたパイを業者が競って奪い合うことになり、価格競争に発展しそうな気もしますよね。
利用者にとって引越し費用が安くなるのはうれしいことですが、実際の費用相場はどうなんでしょうか。
今回はサカイ引越センターの年間費用平均と比べながら、1月の費用相場を見てみましょう。
サカイ引越センターの年間費用相場
上のグラフは見積もりサイト引越し侍から、サカイの年間費用相場を単身と家族の引越し別にまとめたものです。
1月を見ると家族の引越しは年間でもっとも安くなっているものの、単身の引越しについては9月、11月のほうが平均で10,000円ほど安くなっています。
続いて長距離の引越しも見てみましょう。
1月に注目すると家族の引越しが年間相場に比べて大幅に安くなっているのがわかります。
単身の引越しについては近距離と同じで、1月が年間でもっとも安くなるわけではありませんでした。
現在引越し取扱件数国内No.1のサカイ引越センターは、1月の家族の引越しが年間で一番安いという結果になりました。
引越しをする人が年間で一番少なくなる1月の引越し費用が、年間で安くなるのではないかという仮説は、サカイ引越センターの家族の引越しには当てはまりました。
サカイ引越センターの1月の引越し料金
サカイ引越センターの1月の引越し料金相場は以下のようになっています。
1月の料金相場 | 単身の引越し | 家族の引越し |
近距離 | 50,985円 | 69,708円 |
長距離 | 92,394円 | 99,665円 |
ポイント
- サカイ引越センターの家族の引越しは年間で1月が一番安くなる。
1月は物件探しにもベストなタイミング
上のグラフは総務省が公開している住民基本台帳の月別人口移動者数のデータを加工したものです。
年間でもっとも引越しが多くなるのは3月の下旬から4月の上旬にかけての2週間ほどです。
企業の上半期スタートに合わせた人事異動や新社会人の就職、学生の入学など、同じタイミングで多くの人が移動することになります。
3月下旬から4月の上旬にかけて引越しをする人が、入居するための物件探しを始めるのが1月ぐらいからです。
そのため空き物件が多く出回り始めるのも1月ということになるんです。
ポイント
- 1月は空き物件が多く出回り始める。
1月に出回る物件は好立地が多い?
何事も早く準備を始める人というのは、様々な面で管理がしっかりできていたり、物事を見極める能力が高いことが多いですよね。
そのような方が住む物件というのは駅が近かったり、生活に便利な施設が近くにあったりと好立地であることが多いものです。
転居にともない1月あたりから出回り始める物件というのは、このような好立地にある物件であることが多く、次の入居者が決まるのも早い傾向にあります。
3月下旬から4月の上旬にかけて引越しをする人の多くが、物件探しを始めるのは2月に入ってからや3月の初旬であることが多いです。
そのため1月に物件探しを始めるのは、条件の良い物件に出会えるベストなタイミングでもあるんです。
ポイント
- 1月は良い物件に出会える確率が高い。
1月の引越しはいつが高い?
正月三が日は業者の多くが休むため、作業をしてくれる業者が見つかったとしても費用は高くつくことになるんです。
その理由はこの時期に引越しをしようと考える人がもともと少ないことから、業者が営業していても必要最低限のスタッフで作業にあたるため費用が割高になるためです。
業者同士の価格競争が起こらない時期なので、費用が業者の言い値になりやすいんですね。
また正月は祝日にあたるため、業者が2割から3割の休日割増といった費用を上乗せすることが国土交通省によって認められているんです。
ポイント
- お正月の引越し費用は高くなりやすい。
成人の日の連休初日と中日が高くなる
成人の日が1月の第2月曜日にあてられることから、日曜休みの人は二連休、土日休みの人にとっては三連休になります。
学校や仕事を休んで引越しをしようと考える人よりも、休みを利用して引越しをしようと考える人のほうが圧倒的に多いんです。
そのため週末や連休というのは多くの人にとって格好の引越し日和になるんです。
特に翌日を荷解きなど転居先での新生活の準備に使える土曜日や連休初日、三連休なら中日も引越しでは人気が高い日となります。
1月第2月曜日が成人の日となる連休は、土曜、日曜の順に引越しでは需要があり、最終日の成人の日は需要が少なくなります。
翌日から普段通りの生活をするための準備時間が確保できる日の人気が高く、費用も安くはなりづらいということになります。
ポイント
- 成人の日の連休初日と中日は費用が高くなりやすい。
1月の引越しはいつが安い?
1月の引越し費用が安いのは業者の正月休み明けから、成人の日と重なる第二週の連休をはずした中旬までです。
もともと引越しをしようと考える人も、実際の人口移動者数も1月は年間で一番少ないことから、正月明けの業者は暇なところが多いんです。
私の勤めていた会社でも、アルバイトには1月10日前後まで休んでもらうというぐらい仕事が入ってきませんでした。
多くの業者が年末に取れる仕事を取っておいて年明けに回すという感じなので、年明けの引越し費用は割安になる傾向があります。
引越し件数全体が少ないので、費用が安くても請ける業者が多いのが1月です。
ポイント
- 1月は引越し件数全体が少ないぶん費用が安くなりやすい。
1月の引越し費用を安くする方法
引越し費用を安くする一番簡単な方法は、多くの人にとって人気のない日を選ぶことですが、1月の場合は少し事情が変わります。
正月三が日や年明けの通常営業再開が遅い業者などに作業を依頼してしまうと、人気のない日程にもかかわらず費用が割高になってしまうケースもあります。
年明けの引越し費用は多くの業者で安い設定をするはずですが、複数業者の見積もりを取るなどして相場を知っておくことは大切です。
1月の引越し費用を安くする具体的な方法を見ていきましょう。
1月の引越し費用を安くするポイント
- 業者が暇な正月明けを選ぶ
- 成人の日と重なる第二週を避ける
- 連休最終日はねらい目
- 下旬をはずす
- 週末をはずす
- 平日の月曜と金曜をはずす
- 縁起のいい日をはずす
- 日程と時間を業者に合わせる
業者が暇な正月明けを選ぶ
1月は年間でもっとも引越しをする人が少ないことにくわえて、特に正月明けの年始にバタバタと引越しをしようとはあまり考えませんよね。
そのため年始は少ない引越し件数を、正月休み明けの業者が競って奪い合うという構図が成り立つんです。
引越し費用は需要と供給のバランスで決まる部分が大きいため、供給過多の1月、特に年始というのは業者が価格を上げづらい時期となります。
また本格的に忙しくなる成人の日が絡む週末や、1月中旬あたりまでは積極的にアルバイト作業員を使う業者も少なく、年始の引越しはベテランスタッフに当たる確率が高いというメリットもありますよ。
費用を安くするポイント
- 業者が暇な年始を選ぶと費用は安くなりやすい。
成人の日と重なる第二週を避ける
引越しの日程を考えるとき、多くの方が会社や学校を休まずに休みを利用して済まそうと考えるんです。
そのため多くの方にとって休みであることが多い土曜日、日曜日といった週末、祝日に引越しが集中することになります。
また、転居後の荷解きや新生活の準備をする時間が普段よりも多く取れる連休は特に人気が高く、費用も安くはなりづらいと言えます。
特に成人の日が振替休日になる第二週の月曜日と絡む週末は、賃貸物件の前家賃支払いの関係で引越しが増える前の閑散期であるにもかかわらず、正月を除く1月唯一の連休であるため引越し需要が高くなるんです。
費用の安さを考えるのであれば、連休をはずすことがポイントです。
費用を安くするポイント
- 成人の日と重なる連休をはずす。
連休最終日はねらい目
ひとつ上の項では『成人の日と重なる連休をはずす』のが費用を安くするポイントとご紹介しましたが、実は連休最終日はねらい目なんです。
多くの人が引越しに土日などの週末や連休を選ぶのは、会社や学校を休む必要がないことと、転居先で新しい生活の準備をする時間が多く確保できるからです。
たとえば、土曜日に引越しをすれば、日曜日にのんびり荷解きすることができます。
もしくは、日曜日に引越しをして連休の月曜日に荷解きをするという日程の選び方もあります。
なので、週末であれば日曜日よりも土曜日、三連休であれば初日や中日が引越し日として人気があります。
日曜日または連休最終日の引越しだと、転居先での荷解きや翌日への準備が間に合わない可能性があるからです。
特に日曜日や連休最終日の午後便、フリー便というのは引越し作業が終わる時間が読みづらく、転居先での荷解きや翌日への準備をする時間が限られることになります。
そのため業者も日曜日や連休最終日の午後便、フリー便の日程は埋めづらい傾向にあり、交渉のしかたによっては格安料金を引き出すことができるはずです。
費用を安くするポイント
- 成人の日の連休は最終日がねらい目。
下旬をはずす
1月は一年でもっとも引越しをする人が少ないとは言っても、それは中旬あたりまでの話。
月末になると賃貸物件の前家賃の関係から、支払い済み家賃分ギリギリまで住んでからという人たちの引越しが集中することになります。
退去するときにすでに支払った家賃を日割りで返してくれるという物件はなかなかありませんよね。
でも、入居の際に数か月分の家賃を無料にしてくれるフリーレント物件なら、月の下旬をはずした引越しでも家賃の二重払いを防ぐことができます。
月の下旬をはずすというのは、引越しではすべての月に当てはまる費用を抑えるポイントです。
費用を安くするポイント
- 引越しの集中する月の下旬をはずす。
週末をはずす
引越しのために会社や学校を休むという人は、そんなに多くいないんです。
多くの人が自分の休みを利用して引越しをしようと考えるんですね。
そのため多くの人にとって休みであることが多い土曜日、日曜日は必然的に引越しが集中することになります。
需要がある日というのは業者が安い見積もりを提示する必要がないため、費用も高くなりやすい傾向にあります。
また週末に限ってみると、日曜日よりも土曜日のほうが引越し日としては人気があります。
その理由は土曜日に引越し作業が終われば、日曜日に荷解きなど転居先での新生活の準備をする時間が多く確保できるためです。
費用の安さを考えるのであれば、週末をはずすのが一番簡単な方法です。
費用を安くするポイント
- 引越しの集中する週末をはずす。
平日の月曜と金曜をはずす
引越しは一度に多くの物を移動する大変な作業ですよね。1日ですべてを片付けなくたっていいんです。
会社から有休を取って週末と組み合わせて三連休にしたり、金曜か月曜に休みを取って連休にしたりして引越しをする人も多いんです。
休みを取って引越しをする人のパターンをご紹介します。
休みを取って引越しをする人のパターン
- 金曜日に休みを取り金曜、土曜のいずれかで引越し、日曜日までに荷解きと新生活の準備をする
- 月曜日に休みを取り土曜、日曜のいずれかで引越し、月曜日までに荷解きと新生活の準備をする
中には土曜日、日曜日の2日で荷造りをして、月曜日に引越しをするというような猛者もいたりします。
なので、平日の引越し需要では月曜日と金曜日が高く、費用も安くなりにくいといったことになります。
費用を安くするポイント
- 重要の高い月曜と金曜をはずして火曜、水曜、木曜を選ぶ。
縁起のいい日をはずす
縁起のいい日に引越しをしたいと考える方は多く、吉日と言われる『大安』は引越しでは一番人気の日柄です。
しかし、紙のカレンダー自体を必要としない世の中になりつつあることから、六曜に関心のない人も多いのが現実です。
引越しで縁起を気にするかは人それぞれですが、このサイトで行った『引越しで六曜を気にしますか?』アンケートの結果をご紹介します。
引越しで縁起を気にする人は全体の約2割ですが、同居している私の父親も『おめでたい行事は絶対大安』派です。
縁起を重視する方は費用がいくらであっても日柄を優先する傾向にあり、私の営業経験でも『大安の日で』というお客さんは2割よりも多かったと記憶しています。
『大安の日で』と最初から言ってくるお客さんは営業マンの言い値で契約してしまう傾向がありますから、あなたが大安での引越しを考えているのなら、営業マンには内緒にしておくことをおすすめします。
『○月○日で』と言い方を変えるのがコツです。
私の営業経験では『大安』の費用が高いというよりも、大安の日は業者が値下げをしなくても仕事が取れる日といった印象です。
また『仏滅』を縁起の良い日と捉える考え方や、縁起の悪い日を縁起の良い日に変える方法など、引越しと六曜の関係については以下のページで詳しくご紹介しています。
引越しは大安が吉日?縁起の悪い仏滅はダメな日?|引越しと六曜
大安ってなんすか? 見積もり先で『その日は大安で値引きは厳しいんですよ。』と話した後に、大学生のお兄さんから返ってきたセリフです。 この大学生のお兄さんのように、近年いわゆる六曜の日柄を気にしないで引 ...
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ポイント
- 大安は費用が安くなりづらい。
日程と時間を業者に合わせる
引越し費用を安くするには、業者の都合に合わせた日程を選ぶというのもひとつの方法です。
たとえば、業者のスケジュールで埋まっていない日程を選ぶ、業者の都合のいい時間に合わせるといったことになります。
希望する日程での引越しができない可能性もあるため、日程や時間にある程度融通が利くという方向けの方法です。
費用が安くなるプランには以下のようなものがあります。
費用が安くなるプラン
- 帰り荷、お帰り便
- 午後便、フリー便
帰り荷、お帰り便
業者がある場所で作業を終えた後、会社へ戻る途中で仕事ができれば、売り上げが上がるうえ経費の削減につながります。
たとえば、1件目の作業が終わり会社への帰路にほかの引越しがあれば、業者にとってはおいしい仕事ということになります。
『会社にとっておいしいぶん費用を割引しますよ』というしくみですが、必ずしも利用できるわけではなくタイミング次第というのがネックになります。
特に長距離の引越しなどでこのプランが利用できると、輸送コストを大きく削ることができるため、業者にとっても利用者にとってもメリットが大きいといえます。
午後便、フリー便
午前便が終わり次第、次の現場に向かうというのが午後便、フリー便と呼ばれるプランです。
『午前便が終わり次第』というのがキモで、午前便の作業が長引くと当然午後便のスタート時間も遅くなります。
フリー便というのは午後便ではありますが、午後何番目の作業になるかは当日の業者のスケジュール次第というプランです。
午後便、フリー便ともに作業開始時間が読みづらいといったデメリットはあるものの、費用は同じ作業を午前に行った場合の半額程度にまで安くなることもあり利用価値は高い商品と言えます。
午後便、フリー便の安さのしくみ、午前便との違いなどについては以下のページで詳しくご紹介していますので、併せてご覧になってみてください。
安い引越し午後便(フリー便)費用のからくり|午前便との違い
コストパフォーマンス重視の利用者から安いと評判の引越し午後便(フリー便)。 自分の引越しも午後便にしようかしらと気になりますよね。 人気の午後便、その安さの秘密はどこにあるのでしょうか。 午前便と午後 ...
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費用を安くするポイント
- 業者の都合に合わせて日程を選ぶ。
- 午後便、フリー便を選ぶ。
1月の引越し注意点
寒さの厳しい1月は石油ストーブ、石油ファンヒーターなど暖房器具を使う家庭は多いですよね。
暖房器具は引越しの直前まで使用するというケースがほとんどですが、実はこの暖房器具の燃料が問題なんです。
引越し業者は引越運送約款という決まりによって危険品を運ぶことができないんです。
ストーブやファンヒーターなど暖房器具本体を運ぶことは問題ないのですが、タンクに灯油などの燃料が残っている状態では運んでもらえません。
燃料タンクに入っている灯油は使い切るかポリタンクに戻すことになりますが、このポリタンクも引越し業者は運ぶことができないんです。
自家用車を持っている人は自分でポリタンクを運べるので、転居先で灯油ストーブや灯油ファンヒーターをすぐに使うことができます。
自分でストーブの燃料を運べない人にとっては、引越し前に暖房器具の燃料を処分したり、転居先であらたに購入したりといったことが必要な冬場の引越しの盲点です。
引越運送約によって引越し屋さんが運べない危険品などについては、以下のページで詳しくご紹介していますので併せてご覧になってみてください。
引越し業者が運んでくれない!|引越し屋さんが運べないもの
「お兄さん、これもお願い。」と、引越しの現場ではお客さんから作業員によく声がかかります。 お金を払って頼んだ引越し屋さんなんだからと、頼めば何でも運んでくれると思っているお客さんも少なくないようです。 ...
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1月の引越し費用を安くするなら相見積もりで!
簡単に複数の業者比較ができるネット見積もりが普及した現在、業者も利用者があらかじめ相見積もりをすることを前提に費用の提示をしてきます。
つまり、引越し業者が最初から『これ以上安くできない』という見積もりを出すことはないと思ったほうがいいです。
言い換えると、いくつかの業者の見積もりを比べることなく1社の見積もりのみで契約をするというのは、相場よりも高い価格で業者を選ぶことになりほぼ確実に損をすることになります。
これは1月に限ったことではなく、ほかの月も同様で現在引越し業者を選ぶとき一括見積もりサイトを使わない人のほうが少ないです。
なぜなら、一括見積もりサイトは複数の業者の見積もりが取れることから、業者を選ぶツールとしてだけではなく、自分の引越し費用の相場を知ることができるツールでもあるためです。
ただ、無料で便利なのはわかっていても一括見積もりサイトの利用に次のような不安を持つ方も少なくありません。
見積もりサイトのココが不安
- 見知らぬ業者から大量のメールが送られてくるんじゃないか。
- ひっきりなしに業者から電話がかかってくるんじゃないか。
たしかにサイトによっては10通ものメールが業者から届いたり、短時間の間に電話が集中してかかってくるというところもあります。
また複数の見積もりサイトを同時に利用したりするとメールや電話の量も増えるため、人によっては迷惑メール、電話攻撃という印象を受けるかもしれませんね。
おすすめ一括見積もりサイト
このサイトは2004年から運営していて、これまで多くの一括見積もりサイトを見てきましたが、現在自信を持っておすすめできるのはたったの1つ、SUUMO引越しです。
おすすめする見積もりサイトの特徴
- 見積もりが欲しい引越し業者だけを選ぶことができる。
- メールのみで完結。業者から電話がかかってこない。
SUUMO引越し
SUUMO引越しをおすすめする一番の理由は、電話番号の入力が不要なことです。メールだけで引越し業者からの見積もり提示もやり取りも完結します。
一括見積もりサイトを利用すると折り返し業者から連絡が入りますが、対応が早い業者だったりすると見積もり依頼から数分後には電話がかかってくるようなこともあります。
また見積もり依頼送信時に、日中は電話対応が難しいため連絡はメールでと付け加えたにもかかわらず、電話で連絡してくる業者も少なからずあります。
電話で引越し業者と話すことが気にならないという方はもちろん、煩わしいやりとりはしたくないという方にもSUUMOはおすすめです。
SUUMOも見積もりフォーム送信画面で見積もりを依頼したい引越し業者が選択できます。業者からの連絡をメールに限定できるという、忙しい方にもおすすめの一括見積もりサイトです。
1月の引越し費用相場のまとめ
総務省の統計によると、1月は年間でもっとも引越しをする人が少ないということがわかりました。
引越し費用が需要と供給のバランスで決まるという方程式が、サカイの家族の引越しでは成り立っています。
1月の引越し費用相場を単身、家族のタイプ別にまとめると以下のようになりました。
引越しタイプ | 1月の費用平均 |
単身 | 44,359円 |
家族(2人) | 61,800円 |
家族(3人) | 73,396円 |
家族(4人) | 67,507円 |
家族(5人) | 92,002円 |
さらにサカイ引越センターの費用相場をまとめると、1月は以下のようになっています。
1月の料金相場 | 単身の引越し | 家族の引越し |
近距離 | 50,985円 | 69,708円 |
長距離 | 92,394円 | 99,665円 |
1月の引越し費用相場がわかったら今すぐ安い引越し業者を探しましょう!
電話番号入力なしでOK!
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以上、『1月の引越し費用は一年で一番安い?サカイの年間相場と正月の注意点』を最後までお読みいただきありがとうございました。
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