引越しのよくある質問

引越しの高速代やフェリー代は使わなくても引越し業者に払わなきゃダメ?

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有料道路通行料は払わないとダメなのか

高速道路を使うような距離の引越しじゃないのに、見積もりには有料道路通行料が記載されている・・・。

使わない高速代を払わされるとしたら、利用者としては納得がいきませんよね。

でも、引越しの見積もりでは当たり前に行われていることなんです。

そもそも高速代、有料道路通行料というのは引越し業者と利用者のどちらが負担するものなのでしょうか。

このページでは引越しの高速代、有料道路通行料についてお話します。

引越しの高速代

お客さん
あのー、高速使わないですよね?

はい。下道で行きますよ。
作業員

お客さん
見積もりに有料道路通行料5,000円って書いてあるんですけど・・・。

そうですか・・・。費用に関しては現場の人間ではちょっと・・・。
作業員

引越しの現場では、時折お客さんと作業員でこのような話をすることがあります。

特に、使わない高速代の説明については「担当の営業に聞いてください。」としか答えようがないものです。

高速代と費用の関係

引越し費用のしくみで詳しくご紹介していますが、引越し作業には時間制と距離制があり、業者にとってより利益が出るほうが選択されます。

長距離の引越しを除くと、業者にとってより利益が出る引越し作業は時間制です。つまり、より時間のかかる引越しのほうが費用は高くなるということです。

たとえば、4時間で終わる引越しよりも5時間かかる引越しのほうが、業者にとっては利益が出るということになります。

長距離の引越しを除いて、作業にどれくらいの時間がかかるのかを計算するのが引越しの見積もりです。その作業時間の中には転居先への移動時間も含まれています。

なので、転居先への移動に高速道路、有料道路を使えば4時間で終わる引越しが、下道しか使わずに6時間かかってしまったとしたらどうでしょう。

高速代と2時間分の作業員の人件費を天秤にかけることになります。

引越し作業員ひとりあたりの人件費は1日12,000~15,000円前後が相場なので、時給に換算すると1時間あたり1,500円以上になります。

引越し作業の多くが2名以上の作業員で行われることを考えると、高速代を払ってでも作業時間を短くしたほうが引越し費用は安くなるといえます。

高速代についての決まり

引越しの見積もりに関しては引越運送約款という国土交通省告示の決まりがあるのですが、高速代や有料道路通行料については定められていません。

見積もり書に高速代や有料道路通行料の記載があれば、金額の交渉の余地はあるということになります。

また、多くの業者では引越し作業を次のように定義しています。

車両が積み地に着いてから営業所等に帰庫するまで

このことから、積み地から転居先への移動と転居先から営業所までの高速代や有料道路通行料が、見積もり書に記載されていても不自然ではありません。

私が作業員時代に見てきた見積もりには、積み地から転居先への車両台数分の高速代が記載されているケースが多かったように思います。およそ片道分ということになるでしょうか。

離島への引越しなどフェリーを使う引越しでは、フェリー代として荷主が引越し業者の往復分を負担するのが慣例となっているようです。

引越し業者の思惑

引越し業者が1日1件の作業しかしないのであれば、高速道路や有料道路を使わずにすべて一般道でもいいかもしれません。

しかし、引越し業者の車両の多くが、1台あたり複数件の作業をするのが一般的です。そのため時間を少しでも効率よく使いたいという業者の思惑があるのです。

引越しの基本作業である荷物の搬出搬入といった部分では、時間を節約することができません。もっとも効率よく時間を節約できるのが、移動という部分です。

高速道路や有料道路を使うというのは、業者にとって時間を確保するには一番適した方法なんです。

この高速道路や有料道路の通行料をどこで確保するかというと、見積もりの段階です。ざっくりと概算で記載されるケースが多いはずです。

なぜなら、当日の配車次第でどこからその車両が向かうか、見積もりの時点ではわからないからです。なので、交渉の余地はあるということになります。

払わなきゃダメ?

引越しの高速代や有料道路通行料についての決まりがない以上、払わなきゃダメということにはなりません。業者と利用者間の交渉次第ということになります。

しかし、考えたいのは高速道路や有料道路を使わないことが現実的かということです。一般道路と高速道路、同じ距離を走るとしたら高速道路を使ったほうが目的地に早く着きます。

また、道路の混雑を考えるとき一般道路よりは高速道路のほうが渋滞が起きにくいものです。目的地へのスムーズな移動を考えると、高速道路や有料道路の利用価値は高いといえるのではないでしょうか。

引越し業者が何時に来るかわからない・・・。

自分の荷物が何時に到着するのかわからない・・・。

そんな引越しは嫌ですよね。法外な高速代や有料道路通行料を見積もりに入れる業者はないはずです。

私の作業員としての経験では、使える高速道路や有料道路があるのであれば、使ったほうが引越しがスムーズに終わります。

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