引越し業者

誰も教えてくれない!家族の引越しに選んじゃいけない業者とは?

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家族の引越しに選んじゃいけない業者をこっそり教えている作業員です。

ネットで一括見積もりをしないと引越し業者の言い値になるよ!

ネットで引越し業者の選び方を調べてみると、このようなことが書いてあるページが多いんじゃないかと思います。

でも、そもそも費用の安さよりもっと大事なことがあることを忘れちゃいけません。

費用の安さにこだわりすぎるとこうなります

  • 安いからと選んだ業者が引越し会社じゃなかった。
  • 荷物が多い家族の引っ越しなのに軽トラックがやってきた。
  • 「お前ら全員素人だろー!」という作業員ばかりだった。

家具や荷物の量が多い家族の引越し作業は、専用の梱包資材を持った専門業者に依頼すべきです。

便利屋さん、赤帽など軽貨物業者に頼めば確かに費用を抑えることはできますが、それが自分の望む作業のクォリティなのかどうか、ぜひ考えてみてほしいと思います。

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管理人
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申し遅れました。管理人の中村です。
大手引越し業者2社、軽貨物運送業者としての経験をもとに業者選びの解説をしていきます。

家族の引越しで選んじゃいけない業者

家族の引越しで選んじゃいけない業者を伝えようとしている人です。

選んじゃいけない業者

  • 梱包資材を持たない業者
  • 赤帽など軽貨物運送業者

家族の引っ越しで選んではいけないのは、家具類の専用梱包資材を持たない業者、大家族の荷物をすべて運ぶことができない軽貨物運送業者です。

餅は餅屋と言いますが引越しも同じで、荷物の少ないひとり暮らしならまだしも、家具や荷物の多い家族の引越しは専門家、つまり引越し専業会社に依頼するのが間違いありません。

なぜ、引越し専業ではない業者と赤帽など軽貨物運送業者が、家族の引っ越しに選んではいけないのかを解説していきます。

梱包資材を持たない業者

家財の梱包をせずに輸送している業者です。

引越し専門業者は家具類の梱包用に作られたキルティング素材、クッション素材の専用資材を使って作業にあたります。

専門業者でなくても引越し用の専用資材を持つ業者もありますが、多くは古毛布などを代用して家具の梱包をします。

中には家具類の梱包を一切行わずに輸送をする会社もあるほどです。

梱包をせずに家具類をトラックに積み込み、輸送をしたらどうなるかは説明するまでもないと思います。

特に家族の引っ越しでは思い出の詰まった家具類もあるはずですから、誰もができる限り丁寧に運んでほしいと思うのではないでしょうか。

業者を選ぶにあたって、引越し専用の梱包資材を持っている業者かどうかは、必ず確認しておきたいポイントです。

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実際にあった作業例

新人作業員がベテランに言われて驚いたこと。

私がまだ新人作業員だっころ、傭車(ようしゃ)としてやってきたベテランだという作業員と1日組むことになりました。

メモ

傭車(ようしゃ)とは、繁忙期などで自社の車両が不足したときなどに、他の運送業者からトラックと運転手を一時的に借りる形で作業を委託する仕組みのことです。

要はその日1日、そのベテラン作業員が私の教育係ということになります。

洋箪笥を分解しトラックへ運び出す際に、本来なら梱包資材で家具にキズが付かないようきっちり梱包するよう教わってきました。

なので、梱包せずに洋箪笥を運び出そうとするベテラン作業員に尋ねると、帰ってきた答えは以下のようなものです。

ウチはそんなもの使わねーよ。

普段様々な荷物を運ぶ運送業者の場合、余計な荷物を積んでおくとその分積める荷物が少なくなってしまうので、引越しの依頼があっても梱包資材など持たずにやってくるところは多いです。

梱包資材を積んでくるにしても古毛布数枚など、引越し専門業者とは比較になりません。

すべての傭車がそうとは限りませんが、引越し専門業者ではない会社には梱包資材を使わないところもあると覚えておいてください。

赤帽など軽貨物運送業者

たくさん積めても軽トラの最大積載量は350㎏なので、小さな引越し向きです。

赤帽など軽貨物運送業者の中には、高さのある引越し専用車両などを持つところもあり、大きな家具類の運搬を伴う引越しに対応しているところもあります。

しかし、軽貨物運送業者の多くは単身者など比較的荷物や家具の限られた小さな引っ越しを想定しており、規模の大きな家族の引越しに向いているとはいえません。

そもそも軽トラックには重さ350キロまでの荷物しか積むことができないため、一人暮らしの引っ越しであっても積載重量の制限を超えてしまうこともあります。

軽トラックを2台、3台と組み合わせての引越しプランを提示する軽貨物運送業者もありますが、それならば2トン車両1台の引越しにしてしまったほうがコストも時間もかけずに済むでしょう。

ただ、地理的に軽自動車しか使えない引越しもありますので、そのような状況では軽トラックを2台、3台と組み合わせるのも有効な手段です。

軽自動車しか使えない引越しが想定されるのであれば、赤帽を選べる唯一の一括見積もりサイトLIFULL引越しを使ってみてください。

赤帽の運転手が一括見積もりのLIFULLをお勧めしているイラストです。
軽貨物業者(赤帽)がLIFULL引越し見積もりをおすすめする理由

引越しの一括見積もりサイトは数が多すぎて、どこを選べばいいのか戸惑ってしまうこともあるんじゃないかと思います。 見積もりサイトはどこも同じだと思っているのなら、このページはきっとお役に立てると思います ...

家族の引っ越しにおすすめの業者

家族の引越しでおすすめ業者を伝えようとしている人です。

引越し業者の種類と特徴で詳しく解説していますが、業者には大きく分けて引越し作業を専門に行うところと単発仕事で行うところがあります。

当たり前ですが、引越し専門業者の作業の質は高く、家具類の専用梱包資材を持っていること、専門業者ならではの輸送ネットワークを持っている強みもあります。

家族の引越しをするのであれば、サカイアートといった全国展開している専門業者を、まずは候補として選んでみてください。

管理人
管理人
引越し専門業者を選ぶメリット、デメリットについても解説していきます。

引越し専門業者を選ぶメリット

場数を踏んだ経験豊富な作業員です。

引越しは一度に大量の荷物を移動するため、一般貨物と違い非常に破損のリスクが高く、取り扱いや運搬には経験が必要な家具も多いものです。

作業員が経験を積むには現場の数をこなすしかなく、圧倒的な引越し作業の経験を積むことができるのが専門業者です。

なので、引越しの仕事が入った時にだけ作業をする業者に比べ、専門業者の作業の質は必然的に高くなるのです。

引越し専門業者を選ぶ

引越し専門業者を選ぶデメリット

引越し専門業者のデメリットは費用が割高な点です。

専門業者は引越し作業を収益の柱とする会社で、他の一般貨物を運ぶことはほぼありません。

そのため引越しのほかに一般貨物輸送も行い、総合的な収益の安定化を図る運送会社と違い、専門業者の引越し単価は高くなります。

作業の質は高いものの、引越し以外の荷物も運ぶ運送業者と比べて費用が割高になるのが、引越し専門業者を選ぶデメリットと言えます。

特に3~4月にかけての引越し繁忙期には、専門業者へはさばき切れないほどの受注が入り、費用は業者の言い値に近いものになる傾向があります。

結局、どの業者がおすすめ?

家族の引越しでおすすめの業者

引越し作業の質は当日やってくる作業員にも左右されるので、費用の高い安いは関係ありません。

ただ、作業員の当たりはずれが少ないという点では、教育や研修施設で訓練された大手引越し業者がおすすめできます。

特に荷物や家具の多い家族の引っ越しでは、作業員の質が大きく問われることになります。

サカイ引越センターアート引越センターあたりを選んでおけば、少なくとも家具類の梱包の心配をすることはありません。

引越し業者を選ぶとき、本来の目的である「荷物を壊さずに運んでくれる業者か?」を意識してみてください。

あなたの引っ越しが素敵な思い出になりますように。

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