引越し費用を簡単に安くする方法があったら知りたくないですか?
引越しで無駄に費用を払っていることって多いんですよ。
転居先で使うかどうかわからないもの、引越しの準備をしていると出てきますよね。
その不用品、『とりあえず持って行くか』で新居に運んでも、たぶん使うことはないでしょう。
引越し費用は不用品を運んでもかかってしまうんです。
不用品を運ぶか運ばないかで使うトラックのサイズが変わるとしたら、費用も大きく変わるんですよ。
このページでは不用品を処分するとなぜ引越し費用が安くなるのか、不用品を上手に処分する方法についてご紹介します。
不用品と引越し費用の関係
引越しを機に古い家具を処分して、新居に家具を新調するという方も多いんじゃないかと思います。
でも、中には捨てるには惜しいという家具もあるんじゃないでしょうか。
私もそうなんですが、まだ使えるものを捨てることには抵抗がある『もったいない派』って結構多いんじゃないかと思います。
ポイントは今必要で使っているものなのか、なくても困らないものなのかということです。
つまり、その家具が不用品であっても、引越しではひとつの家具としてカウントされてしまいますよということなんです。
引越し業者が家具を運ぶということは、お金がかかるということなんです。
それが、たとえ不用品であってもです。
引越し費用のしくみ
そもそも、引越し費用がどのようにして決まるか知っていますか?
現在住んでいる住居の環境や新居の環境、エレベータの有無など作業条件にも左右されますが、基本的に引越し費用は運ぶ荷物の量と輸送距離で決まるんです。
引越し先は変えられないので輸送距離を縮めるなんてことはできませんが、引越し屋さんに運んでもらう荷物の量を減らすことならできそうな気がしませんか?
必要なものを減らすことは現実的ではないですが、要らないものを減らすことならどうでしょうか?
要は不用品を処分するということです。
つまり、不用品を処分すれば業者が運ぶ荷物の量が減り、その結果引越し費用が安くなるということになります。
運ぶ荷物が減ると費用がどれぐらい安くなるのか
引越し業者が運ぶ荷物をどれぐらい減らせば、どれぐらい費用が変わるのか知りたいですよね。
たとえば、下の写真は私の仕事部屋の押入れなんですが、ほぼ使わないもので構成されています。
要は不用品のための押入れですね。
写真に写っているのは、ちょうど押入れ一間(いっけん)の1/4になります。
押入れのサイズは一間(いっけん)、半間(はんげん)などと引越しの見積もりでも使用される容積を表す単位なんですよ。
一軒家とマンションでは押入れの規格が違うこともあるのですが、押し入れの上下を合わせて一間(いっけん)と呼びます。
一間(いっけん)の容積は押入れの縦×横×高さで決まるのですが、およそ2.5m3で引越しの見積もりでは立法メートルを立米(りゅうべい)と読みます。
この押入れ一間(いっけん)分を目安に、引越し費用がどれぐらい変わるか見てみましょう。
押入れ一間(いっけん)は軽トラ1台分の荷物量
赤帽さんなどが使っている軽トラックの荷台の大きさが、およそ3.5立米です。
押入れ一間分の荷物と家具数点程度の荷物が、赤帽さんなど軽貨物業者で引越しをする際の荷物量の目安になるでしょう。
赤帽さんなど軽貨物業者での引越しについては以下のページで詳しくご紹介しています。
トラックに積める荷物の容積
引越しで使われる一般的なトラックの荷物の積載容量の目安は以下の通りです。
トラックのサイズ | 容積 |
軽トラック | 3.5立米 |
2トンショート | 10立米 |
2トン(標準) | 15立米 |
2トンロング | 20立米 |
3トン | 25立米 |
4トン | 35立米 |
目安としては、軽トラック2台分ほどの荷物が増えるとワンサイズ大きなトラックが必要になるという感じです。
作業員数と費用の目安
軽貨物業者の場合には運転手兼作業員1名が標準です。
少し規模の大きな2トンショートを使う引越しで2名、2トン~3トントラックを使う引越しだと2~3名で作業にあたるのが一般的です。
4トントラックを使う規模の引越しだと最低3名の作業員が必要になるはずです。
気になる作業員の人件費なんですが、1名あたり15,000円前後が相場です。
運転手の人件費については車両代に含まれるので、トラックのサイズがワンサイズ大きくなると、引越し費用も15,000円前後高くなる可能性があるんですよ。
トラックのサイズが大きくなれば、それだけ維持費も大きくなるので引越し費用にも反映されることになります。
逆に不用品を処分するなどしてトラックのサイズをひと回り小さくすることができれば、引越し費用は安くなる可能性もあるんです。
なので、不用品を処分することは一番簡単な引越し費用の節約方法なんですよ。
荷物が減るとどのぐらい費用が変わるのか、シュミレーションできる計算機がこのサイトにもありますので、ぜひ使ってみてください。
引越し費用の概算見積もりが自分でできる!だいたいの引越料金計算機
ポイント
- 引越し費用は運ぶ荷物の量と輸送距離で決まる。
- 不用品を処分するのも荷物を減らすひとつの方法。
- 必要なトラックのサイズが小さくなれば費用も安くなる。
不用品を上手に処分する方法
不用品をもっとも手軽に処分する方法は、住んでいる地域の家庭ごみや粗大ごみとして回収してもらうことです。
でも、まだ使えるものを捨てるって、抵抗のある方も多いんじゃないかと思います。
私もなかなかものを捨てることができず、『物持ちが良い』とも言われますが、そのほとんどは今後の人生で使うかどうかもわからないものです。
引越しの準備をきっかけに、部屋の片隅でモノの一生を終わらせるよりは、必要としている誰かに使ってもらおうと考えるようになりました。
今使わないものやこの先必要になるかもわからないものは、オークションやフリマサイト、不用品買取サイトなどを利用するのもひとつの方法ですよ。
私はヤフオクやメルカリに不用品を出品するようになってから、自分の不用品は誰かの必要品であることに気づかされました。
誰かに自分の不用品を使ってもらうという考え方はおすすめですよ。
オークションを利用する
私の場合普段自作PCを使用している関係で、メモリやビデオカード、カードリーダーといったパソコンパーツの不用品が多いんです。
燃えないゴミとして地元の回収業者に収集してもらうこともできるんですが、古い規格のパソコンや基盤を使っている人にはまだまだ需要があるんですよ。
パソコンの中古パーツはメルカリやラクマといったフリマサイトよりも、ヤフオクが圧倒的に売れやすいです。
ヤフオクはあらゆるものを出品できるので、私のように大量の不用品を処分したいと考えている方にはおすすめです。
Yahoo! IDがあればヤフオクにオークション出品ができますが、無料アカウントだと出品個数に1個までといった制限があります。
私は普段PayPayカードをメインに使っているので、PayPayポイントが貯まりやすいYahoo!ショッピングを利用することが多く、ポイントがより優遇されるYahoo!プレミアム会員に登録しています。
プレミアム会員なるとオークション出品個数の制限もなくなり、落札手数料も無料会員の10%から8.64%に優遇されるというメリットもあります。
多くの不用品をヤフオクで処分したいと考えるなら、Yahoo!プレミアム会員はお得ですよ。
フリマサイトを利用する
スマホがあればすぐに不用品の売買ができるフリマサイトは、なんといっても個人間取引のため消費税がかからないという大きなメリットがありますよね。
メルカリやラクマが有名ですが、サイトの利用者層に特徴があり、サイトごとに売れやすいもの、売れにくいものがあったりします。
特にラクマは女性の利用者数の比率が高いようです。
ただ、1件ごとに売り上げが振り込まれるヤフオクと違い、メルカリ、ラクマいずれも売上には期限があり、申請をしないと口座にお金が振り込まれることはありません。
販売手数料についてはメルカリが10%、ラクマが3.5%となっていて、同じものを売るのであればラクマがお得ということになります。
参考までに、ラクマでスムーズに購入していただいたものをいくつかご紹介しますね。
不用品買取サイトを利用する
オークションやフリマサイトは手軽に利用できていいのですが、落札者や購入者とのやり取りや発送作業の煩わしさというデメリットがあります。
できれば、面倒な手間なく不用品をまとめて処分したいと考える方も多いんじゃないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが不用品の買取サイトです。
不用品を業者に送るのに必要なダンボールの手配や引き取り、査定を無料で行うサイトが多くあります。
査定額に満足できなかった場合の返送料については利用者負担とするところが一般的です。
また、買取サイトによっては取扱商品に得意分野があることもあり、不用品の種類によっては利用するサイトを使い分ける必要もありそうです。
まとめ
引越し費用は業者が運ぶ荷物と輸送距離で決まるため、運ぶ荷物の量を減らすことが費用節約のポイントです。
荷物を減らす一番簡単な方法は不用品を処分すること。
使えるものを捨てることに抵抗があるのなら、オークションやフリマサイト、不用品買取サイトを利用するのも賢い方法です。
複数業者の見積もりを比較して、安い引越し業者を探すことも忘れずに。
以上、『不用品を処分すると引越し費用が安くなる?業者が運ぶ荷物を減らせ!』を最後までお読みいただきありがとうございました。
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