引越しが決まり、住むところも決まったら、いよいよ引越し業者を探すことになります。
引越し業者へ連絡をする前に、いくつか知っておいてほしいことがあります。
引越し業者への見積もり依頼が何日前からできるかと、見積もりには有効期限があることを知っておきましょう。
でないと忙しい中せっかく取った見積もりが、有効期限切れで無効になってしまうケースもあるのです。
このページでは引越し見積もりの有効期限についてお話します。
見積もりの有効期限
「引越しの見積もりに有効期限なんてあるの?」という方が多いのではないかと思いますが、引っ越し業者の中には見積もりに有効期限を設けているところがあります。
ただ、ホームページや見積もり書にも有効期限が確認できない業者もあり、見積もりから時間が経ってからの引越し依頼では再見積もりが必要になるケースもあります。
アート引越センター、サカイ引越センター、日本通運、アリさんマークの引越社の大手4社に、見積もりの有効期限について問い合わせてみました。
アート引越センター、サカイ引越センター、日本通運の3社は、見積もりの有効期限を特に設けていないようです。
アリさんマークの引越社からは、見積もり有効期限は3ヶ月という回答を電話でいただきました。
見積もりに有効期限が設けられている理由としては、時期によって需要が変わるため車両や人員の手配が大きく費用に影響するためです。
また燃料費等、数か月先の調達コストがわからないため、「引越し予定日の1ヶ月ほど前になったら、再度ご連絡を。」というような業者も多いです。
利用者からすると「とりあえず見積もりを。」とお願いしたいところですが、最低でも引越し予定日がある程度決まっていないと、見積もり依頼自体が難しいと覚えておきましょう。
見積もり依頼の目安は引越し予定日の1~3ヶ月前
業者に見積もり依頼を申し込める時期については、消費者と引越し業者間の取り決めである引越運送約款にも定められておらず、会社によって様々です。
現地見積もりとなると、営業マンなどが客先へ出向く必要があり、それなりに経費も掛かってきます。
そのため、数か月先といった現実味の薄い見積もり依頼については、断られる可能性が高いです。
見積もり依頼の時期についてホームページに記載があったアート引越センター、サカイ引越センター、日本通運と、電話で確認したアリさんマークの引越社の受付可能期間を表にまとめてみました。
業者名 | 見積もりの受付 |
アート引越センター | 3ヶ月前ごろ |
サカイ引越センター | 約2~3ヶ月前 |
日本通運 | 早めは約2ヶ月前、遅めで約2週間前 |
アリさんマークの引越社 | 3ヶ月前(見積書の有効期限3ヶ月) |
見積もり依頼のベストなタイミング
見積もり依頼が可能な時期はアート、サカイ、アリさんのように引越し予定日の3ヶ月ほど前から受け付けている業者もあれば、日本通運のように約2週間前と直前でも対応している業者もあります。
引越しの荷造りにかかる期間は、およそ2週間が目安です。
なので最低でも2週間、いくつかの見積もりを比較するのであれば1ヶ月は見ておきたいところです。
引越しに慣れていないのであれば、荷造りは2週間で終わらないかもしれません。
ざっくりになりますが、業者への見積もり依頼のベストなタイミングは、引越し予定日の約1ヶ月前が目安です。
まとめ
引っ越し業者の中には見積もりに有効期限を設けているところがあります。
大手業者の場合、見積もり依頼が可能な時期は、引越し予定日の1~3ヶ月前が目安。
見積もり依頼のベストなタイミングは引越し予定日の約1ヶ月前が目安です。
電話番号入力なしでOK!
▼